金メダルもチャンスも「つかみ取れ!」
開会式に続いて競技が行われていますが、大会金メダル第1号は女子自転車の個人パシュートでオーストラリアのペイジ・グレコ選手が獲得しました。
First Paralympic gold medal goes to Paige Greco of Australia
(パラリンピック金メダル第1号はオーストラリアのペイジ・グレコ選手)
次は、同じニュースでも「grab」を使った表現です。「つかみ取る」という「ガッツ」を感じるので、個人的にはこちらの方が好みです
Australian cyclist Paige Greco grabs first gold of Tokyo Paralympics
(オーストラリアの自転車選手ペイジ・グレコが東京パラリンピック最初の金メダルをつかみ取った)
grab:つかみ取る、自分のものにする
まだ始まったばかりですが、東京パラリンピックについては好意的な報道が多いようです。それでも、新型コロナウイルスの感染が拡大する中での開催や子どもの学校観戦など、問題提起をする報道もありました。
Tokyo 2020 Paralympics begin as Japan's Covid state of emergency is extended
(日本の緊急事態宣言が延長されるなか、東京パラリンピックが始まる:英デイリーメール紙)
Organizers want schoolchildren to attend the event even as the coronavirus Delta variant continues to spread
(運営者は、デルタ株の感染拡大が続いているにも関わらず子どもたちの観戦を望んでいる:ヤフースポーツ)
この先どういった展開になるのか、まったく読めませんが、困難や障害を乗り越えて出場している選手たちに思いを馳せると、開会後に一人でも多くの人が「joyous」(喜びに満ちた)気持ちになる大会になって欲しいと願います。(井津川倫子)