保有していた英ポンドの売却で大勝!(明治大学 佐野快斗さん)
◆ 今週の相場(8月16日~8月20日)
今週は、16日(月)に日本の第2四半期GDP(国内総生産)速報、17日(火)に米国小売売上高発表、18日(水)にはニュージーランドのRBNZ(NZ中央銀行)政策金利が発表されました。
YAHOO!ニュースによると、日本の第2四半期GDPは前期比で0.3%増加しました。1~3月期の落ち込みから、企業の設備投資などもあり、回復しましたが、コロナ禍の変異株、東京オリンピック後のパンデミックもあって、その伸び率は緩やかなものになっています。
しかし、西村康稔経済再生担当大臣は「緊急事態宣言などで人為的に消費活動を抑制したが、旺盛な消費意欲が確認されている」とし、「今後ワクチン接種で外出・移動制限が緩和すれば、ペントアップ需要などに支えられて個人消費が増加するものと予想される」と話し、これからの消費の拡大に期待を寄せています。8月16日9時からのドル円の1時間足では最高値109.626円、最低値109.499円の陰線をつけました。
JETROによれば、米国小売売上高は前月比で1.1%の減少と、市場予想のマイナス0.3%より悪い結果となりました。民間の消費が物からサービスへと移行したことが要因となり自動車とその部品が全体を押し下げることになりました。
8月17日22時からのドル円の1時間足では、最高値109.326円、最低値109.112円の陰線をつけました。主要通貨ペアの週終値は、ドル円109.800円、ユーロ円128.472円、ポンド円が149.589円となっています。
◆ 今週のトレード
・ポンド円
先々週からもっていた5lotのショート(売り)ポジションを決済しました。プラス12万8952円
・ユーロ円
8月19日13時に1時間足で逆三尊を形成するとみて、ロングでエントリーしましたが、損切りしました。マイナス5000円。
◆ 来週の戦略
ユーロ円が週の閉め前に大きめの陽線を作っており、ゴールデンクロスを形成しそうなので、ロング目線で見ようと思います。
8月26日には米国第2四半期GDP発表があるので、ドル円にもロング目線で注目していこうと思います。
◆ 児山将のワンポイントアドバイス
8月に発表された中国の経済指標は、軒並み悪化しました。投資家も多少の悪化は見越していたように思えますが、予想値や前回値から大きく低下。これにより、銅や原油をはじめとする商品が下落。さらには、トヨタの生産量減少の発表からリスクオフとなり、円買いドル買いが進み、ポンド円、オセアニア通貨円は大きく下落することとなりました。
好材料が出ても頭打ちとなり、売られやすい地合いとなった英ポンドの流れにうまく乗ったトレードでした。
前週からの損失 プラス12万3952円
8月20日現在 134万4924円
◆ 多忙のため、取引は見送りました(慶応義塾大学 トリオネア)
前週からの損失 プラス・マイナスゼロ
8月20日現在 110万5175円
◆ 多忙のため、取引は見送りました(専修大学 めがねちゃん)
前週からの損失 プラス・マイナスゼロ
8月20日現在 120万4585円
◆100万円増額計画 FX大学対抗戦のルール学生投資連合USIC
・元本100万円のデモトレードです。
・通貨ペアはクロス円取引とします。
・レバレッジは25倍を上限(法令に基づく上限)とします。
・取引の過程で資産が「ゼロ」(元本割れ)になった場合は、その時点でリタイアとなります。
・順位は、11月26日時点の運用損益で決めます。
「学生の金融リテラシー向上」を理念に全国26大学1000人以上で構成。企業団体・官公庁との勉強会の開催、IRコンテストの運営、金融情報誌「SPOCK」を発行する。
http://usic2008.com/