菅首相と同い年の「お婆ちゃん」がデジタル庁トップってマジか!「これで日本は終わったな」と呆れる声

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華やかな経歴も経済畑 「デジタル庁」にまったく関心なし

デジタル庁トップに内定したと報道されている石倉洋子さん(本人の公式サイトより)
デジタル庁トップに内定したと報道されている石倉洋子さん(本人の公式サイトより)

   石倉氏の経歴は確かにスゴイ。ただし、IT分野の専門家ではなく、経営が専門だ。本人の公式サイトなどによると、1949年3月生まれ。フェリス女学院中学・高校、上智大外国語学部英語学科を卒業。フリーの通訳をしたあと渡米。1985年に米ハーバート大学大学院経営学博士(MBA)修了。米マッキンゼー社でマネジャー。青山学院大、一橋大、慶應義塾大の教授を務めた。いずれも経済学や国際企業戦略研究、メディアデザイン研究などが専門だ。

   それと並行して多くの企業の社外取締役や、政府系機関の理事や審議会委員なども歴任している。資生堂、積水化学、日清食品ホールディングス、双日、ライフネット生命保険、富士通、商船三井......。郵政公社社外理事、日本学術会議副会長、行政改革本部規制改革委員会委員、文部科学省中央教育審議会委員、公正取引委員会独禁法懇話会委員、経済財政諮問会議専門委員会委員などだ。

   また、新型コロナウイルスの感染拡大が起こる前までは、グローバル人材の多様性推進や女性活用などに関する多くのセミナーを主宰し、世界中を飛び回っている。

   ところで、失礼ながらデジタル方面の専門性がいかがなものか。本人の公式サイト「石倉洋子の公式ウェブサイトです。グローバルな事業戦略、競争力、グローバル人材などを専門にしています」をのぞいてみた。サイトには毎日のように、日々の活動が投稿されている。キーワードを入れると、関連の投稿記事が検索されるようになっており、本人がどのくらいデジタル方面に詳しいか、ある程度、推測できそうだ。

   そこで「デジタル庁」と検索すると、最新の2021年8月24日現在、「検索ワードに一致する記事は見つかりませんでした」と出た。菅政権がデジタル庁構想を打ち出したのは昨年(2020年)11月のことだ。これまで多くのニュースが流れたはずだが、少なくてもごく最近までは「デジタル庁」には関心がなかったようだ。

   ちなみに「菅義偉」で検索すると、2017年9月に「全国秘書会議」が東京の椿山荘で開かれた折りに石倉氏も参加し、1行だけ「菅義偉官房長官(当時)の挨拶があった」という記述があるだけ。菅首相とはほとんど交流がないようだ。デジタル大臣「平井卓也」の名前を入れても、該当記事はなかった。いったい、どういう経緯で声がかかったのだろう――。

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