50代のおじさんが気をつけたい「無意識の偏見」【ひろ子ママの教訓 その68】

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相手が本当はどう思っているか、聞いてみること

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   今まで思い続けていたことを、明日から考え方を全部改めようと思っても難しいことだと思います。まずは自分自身の中や周りで起こっている「アンコンシャス・バイアス」に気づくところから始めてみましょう。

   あまり直接知らないのに「あの人はいつもこうだから」という思い込みを持っていることもあるでしょう。思い込みを捨てて、一度しっかり話をしてみることも大事です。

「あの人は今大型な案件を抱えているから、新しいことをお願いするのは無理だろう」
「子供が小さいから、プロジェクトのリーダーは難しいだろう」

   これまでRさんも、こんな思い込みで仕事の割り振りを決めていたようですよね。

   その時には、ぜひ相手に直接聞いてみましょう。「案件がスムーズに進んでいるので時間の余裕がある」「そろそろ、新しい仕事に挑戦したい」など部下たちも思っているかもしれません。

   それどころか、なかなか声がかからず「あまり必要とされていないのかな」とモチベーションが下がっているかもしれません。これも、相手にバイアスがかかってしまっている状態です。

   お互いの思い込みに気づくことで組織のコミュニケーションが活発になり、業績アップにもつながっていくでしょう。Rさん、ぜひ仕事だけでなく日常の出来事にも生かしていってくださいね。(ひろ子ママ)

ひろ子ママ (こまま・ひろこ)
ひろ子ママ (こまま・ひろこ)
仮想スナック「ひろこ」を経営
古代マヤ暦シンクロ協会認定講師、ライター

不動産業界での営業、教育業界でのコーディネーターなどを経て、組織や人材開発に携わりながら、コーチングも行っている。鳥取県生まれ、大阪在住。多拠点生活に向けて活動中。
「キャリア50」https://career50.jp/?s=ひろ子ママ
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