レンジ相場に挑んだ同志社大が後退、明大も英ポンドを損切りして......(第12節)【FX大学対抗戦 Bグループ】

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売りポジションのユーロを損切り(明治大学 佐藤諒さん)

   今週(8月9日週)の取引は、先週の8月5日から持っていた売りポジションのユーロ円を損切りしたのみになります。狙っていた取引はGBP/JPY(英ポンド円)の三尊形成を狙ったロング(買い)ポジションですが、上抜けなかったので見送りました=下の画像参照

   これはポンド円の4時間足チャートです。1か月くらいかけて作っていた大きな三尊だったので、上抜けたら大きな上昇になると思いましたが叶いませんでした。

   次週はアメリカのテーパリング(量的緩和の縮小)情報を気にしながら、EUR/JPY(ユーロ円)のショート(売り)を狙っていきたいと思います。ここまで資金を増やせていないので過去のトレードを振り返るなどして慎重にいきたいと思います。

◆ 児山将のワンポイントアドバイス
先週半ばまで強さを見せていた英ポンドですが、強い英GDP(国内総生産)にもかかわらず反落となり、米ドル円の下落にも引きずられるかたちとなりました。しかし、英ポンドの強気な見方は多く、特に英国経済がユーロ圏をアウトパフォームすると予想もあり、イングランド銀行(BOE=英中央銀行)がECB(欧州中央銀行)よりも早期に出口戦略を実施すると考えているアナリストが多い模様です。
2022年半ばにも利上げ開始の可能性が高いとする予想もあり、そのシナリオではポンドドルは年末までに1.4200ドル(英ポンド円で155~157円程度)まで上昇することになるそうです。きれいな逆三尊の上抜けに失敗しましたが、まだ上昇の望みはありそうです。

前週からの損益   マイナス1万5000円
8月13日現在     95万5000円

明治大学 佐藤諒(さとう りょう)
明治大学 佐藤諒(さとう りょう)
明治大学商学部2年。投資歴2年。よくトレードするのはUSD/JPY(米ドル円)。東京在住です。
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