ポンド、米ドル、ユーロを取りまぜて...(同志社大学 FOXさん)
◆ 今週(8月2日週)のファンダメンタル
今週は結果として米ドルが一番強く、その次に円、欧州通貨のような順番な展開となった。先週の予測的には米国債の金利がとても弱い推移を見せており、今週も引き続き弱い展開を見せると予想していた。しかしISM製造業や米雇用統計などの注目される経済指標があることから、それによって流れが変わってくることも考えられた。
そして結果としては、ADP(米雇用統計)の結果が悪かったので一時は米ドルがとても弱い展開になったが、その後のISM製造業の結果が良かったため、大きくリバウンド。そのままドルが強い展開になった。雇用統計の結果も良かったため、1週間をまとめてドルが強い週となった。
◆ 自分の取引
僕は最近スキャルピングを中心に取引しているので、ファンダメンタルは頭に入れておきながらも、テクニカル中心で取引した。今までは、ほぼポンド円に絞って取引していたのだが、ドル円やユーロ円にも目を向けるようにした。
その結果、マイナスとはならなかったが、トントンという結果になった。新しいことに挑戦しようとしているので、それは正直仕方ないことだと思っている。1日、10回程度エントリーしているので、それをすべて書くことはできないので、1日ごとに結果をお伝えしていきたい。
8月2日 プラス 8pips(1pips=0.01円)
8月3日 プラス 6pips
8月4日 プラス10pips
8月5日 プラス1pips
8月6日 マイナス17pips
今週の結果 プラス 8pips
となった。
見てのとおり、週末にほぼ収益をぶっ飛ばしてしまった。雇用統計前のボラティリティがない相場は自分には向いていないようだ。
雇用統計後である程度取り返したのだが、6日はそれまでに一時20pips以上のマイナスだった。反省としては、いつもの手法が通じなかったことでメンタルがやられて、それを取り返そうといつもやったことのないことばかりをしてしまった。この経験は今後にとても生きると思うので、ポジティブに捉えていきたい。今週はプラス8000円。
◆ 児山将のワンポイントアドバイス
ドル円は他の通貨ペアよりもオプション絡みの影響もあり50銭ごとの節目が意識されやすい通貨です。直近も110円は非常にわかりやすい値動きになっていることがわかります。ニュース会社がニューヨークカットでのオプションやオーダー情報を配信しているため、参考にされてはいかがでしょうか。
さて、ジャクソンホール会議を前にFOMC理事のスタンスが需要となりますので、メモしておきます。
・ハト派:4人
パウエル議長、ブレイナード理事、ウィリアムズ・NY連銀総裁、エバンス・シカゴ連銀総裁
・タカ派:4人
クラリダ副議長、ウォラー理事、ボスティク・アトランタ連銀総裁、デイリー・サンフランシスコ連銀総裁
・中間派/不明
バーキン理事、バウマン理事、クォールズ副議長
直近では、ハト派だったウォター理事がタカ派になったこともありドル高の後押しになったと考えられます。タカ派以外の理事の発言には要注目でしょう。
前週からの損益 プラス8000円
8月6日現在 109万40円
福岡県出身。
◆100万円増額計画 FX大学対抗戦のルール学生投資連合USIC
・元本100万円のデモトレードです。
・通貨ペアはクロス円取引とします。
・レバレッジは25倍を上限(法令に基づく上限)とします。
・取引の過程で資産が「ゼロ」(元本割れ)になった場合は、その時点でリタイアとなります。
・順位は、11月26日時点の運用損益で決めます。
「学生の金融リテラシー向上」を理念に全国26大学1000人以上で構成。企業団体・官公庁との勉強会の開催、IRコンテストの運営、金融情報誌「SPOCK」を発行する。
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