逆張りトレードで大失敗(明治大学 佐藤諒さん)
下図は今週(8月2日週)のEUR/JPY(ユーロ円)の4時間足です(赤線から今週)。一時的に下に抜けたものの、概ね先週予想したレンジに収まっていました。 レンジ予想だったので高値底値での逆張りトレードをしようと思って臨んだのですが、結果的には失敗となりました。
合計2回の取引を行いました。
1回目はレンジを下抜ける前にロングしたのですが、結果的に下抜けてしまいー2万円となりました。損切りも早めに行うことができたので良かったと思います。
2回目は下抜けてから戻ってきたタイミングでショートしました。短期的には反発して利益が出ていましたが、レンジ内に戻ってしまいー1万円に終わりました。
◆ 振り返り
反省点としては週初めのレンジ上限でショート(売り)できなかったことです。できていれば上から下まで利益をとることができました。
今回の取引はあまり悪かったとは思いません。引いたトレンドライン(水平線含む)はよく機能しているので、それに基づきポジションを持った結果なので。しかしトレンドラインが機能しているにも関わらず、利益が出せなかったのは実力がないのだと思いました。
今週も一回の取引で5万円以上損するような大損がなかったのは良かったです。全体を通して小さな損が積み重なっているので、ロットを多めに入れたチャレンジもしてみたいと思います。
◆ 次回の戦略
注目する銘柄はGBP/JPY(ポンド円)です。1か月くらいかけて三尊を形成しようとしています。完成し上抜けるようなことになれば追随したいと思います。
また、EUR/JPY(ユーロ円)も引き続き見たいと思います。下限を割ったり、反発が弱かったりしているので、あまり強気ではなくヨコヨコか下目線に切り替えたいと思います。
先週の資産は100万円。今週の取引は、マイナス2万円、マイナス1万円。
現在の資産 97万円
◆ 児山将のワンポイントアドバイス
ドル買いが進むなか、ユーロドルは売られたため、ユーロ円は動きが鈍くなる相場でした。ドル円とユーロドルが逆相関の値動きとなっている場合は、ユーロ円の取引は行わないかレンジ取引が良さそうです。取引としては間違っておらず、適切ではないでしょうか。
さて、感染症リスクの後退で筆者の周りもポンドの上抜けを狙っているトレーダーが増えています。GDP(国内総生産、速報値)も予想どおりの結果が出ており、17日に発表される雇用統計がトリガーになるかもしれません。153円半ばを上抜けると、年初来高値をトライする動きが期待できそうです。
前週からの損益 マイナス3万円
8月6日現在 97万円