工事現場の「紅一点」容姿端麗な私 職人に「よけいな感情がわかないよう」接している女性の投稿が大炎上!(1)

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「『デキる女性』は女の強みを活かしていますよ」

   一方で、「女性の利点を生かそう」「いい意味で女を使ってよい」というアドバイスも少なくなかった。

「私の知っている『デキる女性』は自分をよく知っている。男性と張り合っても仕方がないこと、女性としての強みを活かすほうがよっぽど効率的なこと。別に手を握って目を見つめたり、媚びたりする必要はないが、『女性として』ふつうに接するだけで、男性は『柔らかさ、優しさ』を『勝手に感じてくれる』。あえて『男性以上に厳し目の態度』なんて考えるからおかしくなる」
「あなたがなりたい設計側です。時々現場監理もやっています。正直女性ということを利用しつつ円滑にやっていますよ。女性らしいきめ細やかな現場監理みたいな感じで売っています。ブリブリで仕事を取れるのは女でも若いうちだけですから、私は逆に利用してもいいと思います」
「私も、かつてのあなたとほぼ同じ。大丈夫ですよ。工事現場は3Kで忙しいし危険なので、チョロチョロしている紅一点にデレデレする暇な職人はいません。あまり声を意識しなくても、少し体育会系みたいに受け答えをハキハキはっきりしたら、心配して目をかけてくれる年配者もいますよ。怪我をしないように」

   J‐CASTニュース会社ウォッチ編集部では、今回の、工事現場で「紅一点」で働く女性が、自分の「容姿端麗」に悩む投稿に関する論争について、女性の働き方に詳しいワークスタイル研究家の川上敬太郎さんに意見を求めた。

――今回の投稿と、回答者の反応を読んで、率直にどのような感想を持ちましたか。

川上敬太郎さん「投稿者さんがいま悩んでいるのは、話し方を変えるべきかどうか、といったご自身の『話し方』や『体格』、『容姿』などに関することのようです。担当している施工管理という仕事を遂行する上での課題認識としては、どこかズレてしまっている印象を受けました。投稿者さんは業務遂行上の課題認識について、もっと掘り下げる必要があるように感じます。
新卒で入社したばかりということからも、いま抱えている悩みは『仕事』とはどういうものかを経験し、理解していくなかで解消されていく部分が多いのかもしれません。その点、回答者の方々は、各々の仕事経験の中で培ってきた視点から、課題を掘り下げたうえでアドバイスされているように思います」
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