飲食業界、仕事の不満は「昼夜逆転」「長時間勤務」 身についたのは「コミュニケーション能力」

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「営業職でコミュニケーション能力が役立っています」

   「飲食業界で身についた、異業種・異職種でも活かせるスキルはなんだと思いますか?」との問いに、最も多かったのは「コミュニケーション能力」でダントツだった=表参照

「営業職でコミュニケーション能力が役立っています」(男性、23歳で転職)
「どんな仕事でも人があってのことなので、その人が何を求めているのかを読むスキルはとても役立つと思います」(女性、45歳で転職)

といった声が寄せられた。

   2位の「接客スキル」には、

「相手がお客様でも同僚でも、接客で培った笑顔や気持ちのいい対応は役に立つ(女性、23歳で転職)
「お客様への対応の丁寧さが、どんなところでも活きると感じるから」(男性、33歳で転職)

   「笑顔でハキハキと対応する」「お客様を観察し、望んでいることを推測する」といった経験が役立ったという人が多かった。

   3位は「効率を考えて動く」で、

「まず作業効率を考えるため、どの仕事においても再現性がある」(女性、25歳で転職)
「一気にやることが増えたとき、『今一番優先すべきことはなにか』を判断できる」(男性、31歳で転職)

など、「効率や段取りを考えて動く力」「優先順位をつける力」が身についたという人が多かった。

「チームワークの必要な仕事だと、飲食で働いていた時の協調性が役に立つと思います」(女性25歳で転職)
「周りを見ながら自分が何をすべきか考えながら動けること。他の仕事でも応用できると思います」(女性、30歳で転職)

といった「協調性」(4位)や、

「言葉遣いが正しいと好感を持ってもらえるから」(男性、21歳で転職)

などの「言葉づかい・マナー」(5位)が続いた。

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