国家公務員に「不妊治療休暇」導入 民間より先「羨ましい」悩める女性たちには朗報だけど...

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「取得することに寛容な職場環境であってほしい」

「不妊治療の通院のため、年休でちょこちょこ遅出、早退、中抜けしていたら年休をゴリゴリに削ってなくなってしまった。上司に体調でも悪いのかと心配されて事情を話すことになった。どのみち直属の上司には話すことになると思います。クリニックの先生も話しておいたほうがいいと言っていました。だから特別休暇ができるのはありがたいと思います」
「不妊治療で有給はありがたいだろうな。ホルモン注射なら半休とかでもいいが、採卵や移植の時は丸一日休みたい。終わった後が痛いし、針刺すからいつ何があるかわからない。一度採卵時に動脈性血管が切れて出血が止まらなかった時があった...」

   一方で、こんな意見も。

「治療を受ければ成果があるとは限らない難しい案件。それでも産もうとする人を支えなければ国ももたない。本当に難しいと思う」
「まわりに知られるのはなんかイヤなので取りづらい人が多い。あとは、それを取得することに対して寛容な環境であればいいけど」
「国家公務員ですが、有休すらまともに取らせてもらえないのに、こんなの名前だけの制度にしかならないでしょ。そろそろ年功序列の体制を改めないと、国の機関なのに時代についていけなくなると思うけどなあ」
「男女共にちゃんと定時で帰れる社会を実現することのほうがずっと重要だと思う。長時間労働のせいで生理不順や造精機能低下が引き起こされているかもしれないとは考えないのだろうか」

(福田和郎)

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