ポンド円でガッチリ!(同志社大学 FOXさん)
今週(7月26日週)は、しっかりと相場に向き合う時間ができて、とても楽しい1週間だった。
◆ ファンダメンタル
今週(7月26日週)は通貨ペアの値動きを見てみると、ドル、円が弱い展開。そして1週間を通して見てみると、ドルが弱い展開となった。
FOMC(米連邦公開市場委員会)では発表前の声明文から若干のタカ派が見られて、ドルが上昇したが、すぐ戻した。そしてFRB(米連邦準備制度理事会)のパウエル議長の相変わらずのハト派でまた下がる展開となった。長期的にはテーパリング(量的緩和の縮小)や利上げをする展開となるので強いと思うのだが、その情報はもうマーケットに織り込まれているように気もする。今後の展開に注目です。
◆ テクニカルでのエントリー
「今のところ勝率100%」とうたっていた取引で、今週は初めて損切りをくらった。しかし結果としては、相場に向き合えた分思考の質は深まり、手法といえどもたくさんの要因があってのエントリーなのでしっかり考えることは負けたとしても次につながる取引となる。
26日(月)は相場を見られなかった。ポンドドル相場を横目に、29日(木)にポンド円を152.98円でロング(買い)、153.04円で利益を確定。30日(金)は、我ながらいいトレードができ、1ポンド=152.95円でエントリー、153.07円で利益を確定した。
◆ 児山将のワンポイントアドバイス
英国では7月19日にデルタ株の感染拡大にもかかわらずロックダウン解除を実施していました。これが嫌気となったものの、その後はなぜか感染拡大ペースが鈍化しており、こうなるとポンドも買い戻さざるを得ない動きとなっています。著名な学者のデルタ株感染がピークアウトしたとのコメントもあるせいか、楽観的な見方が広がっているようで、主要通貨の中でポンドとニュージーランド(NZ)ドルが強い動きとなっています。
投機筋中心にポンド買いの再構築が促される可能性も指摘されており、断続的な買いが入っている可能性も考えられます。なお、7月の英非製造業PMI確報値は59.6と速報値の57.8から大幅に上方修正されており、ポンドには追い風が吹いているといえます。
前週からの損益 プラス1万8000円
7月30日現在 108万2040円
福岡県出身。
◆ 学業に専念するため、取引をお休みしました(早稲田大学 NAKAMURA)
前週からの損益 プラス・マイナスゼロ
7月30日現在 96万1171円
◆100万円増額計画 FX大学対抗戦のルール学生投資連合USIC
・元本100万円のデモトレードです。
・通貨ペアはクロス円取引とします。
・レバレッジは25倍を上限(法令に基づく上限)とします。
・取引の過程で資産が「ゼロ」(元本割れ)になった場合は、その時点でリタイアとなります。
・順位は、11月26日時点の運用損益で決めます。
「学生の金融リテラシー向上」を理念に全国26大学1000人以上で構成。企業団体・官公庁との勉強会の開催、IRコンテストの運営、金融情報誌「SPOCK」を発行する。
http://usic2008.com/