一橋大はメキシコペソ、同志社大は英ポンドでガッチリ! 明大は週前半に躓き...(第10節)【FX大学対抗戦 Bグループ】

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「玉分割」作戦も惨敗......(明治大学 佐藤諒さん)

   先週(7月19日週)から勝率を上げるため「玉分割してナンピンや追加」できるようにする計画を実行しました。しかし、結果は惨敗でした。プラスして自分や「売り」の割合が多いようです。これが勝率にどのように関わってくるかはまだわかりませんが、週の後半に勝つことが多いです。

   前半の負けを取り戻すため真剣にやっているのかもしれません。次から取引回数を少し減らし、選定の過程を増やしたいと思います。また大学のテスト週間のためトレードに割く時間が減ってしまうと思います。

◆ 今週の取引
1. AUD/JPY(ニュージーランド〈豪〉ドル)売り マイナス5000円
2. GBP/JPY(英ポンド円)買い  マイナス2万円
3. GBP/JPY(英ポンド円)買い  マイナス4万円
4. GBP/JPY(英ポンド円)売り  マイナス3万円
5. GBP/JPY(英ポンド円)売り  マイナス1万円
6. AUD/JPY(豪ドル円)売り    プラス3万円
7. AUD/JPY(豪ドル円)売り    プラス6万円
合計             マイナス1万5000円

   取引1ではさっそく建玉を2回に分けたため、片方は利益、片方は損失となり、結果として微損失となりました。玉分割の効果がしっかり現れたと思います。しかし、取引2以降は玉分割により、最終的に建玉が大きくなり損失が大きくなってしまいました。

   下図は2回目トレード時のGBP/JPY(英ポンド円)の30分足チャートです。

   このトレードでは下位チャートで逆三尊が現れており、上値へのブレイクアウトを予想しエントリーしました。最近5分足を見てエントリーしていたので気づかなかったのですが、後から見れば決してエントリーすべき場所ではなかったように思えます。

   これは下落トレンド時に買いエントリーしているので逆張りになりますが、逆張りするなら、もう少し底でエントリーすべきで、できなかった場合は見逃すべきだったと思います。また一時は利益が出ているので、撤退すべきでした。

   逆張りは勝率を高め、順張りは利益額を高めることに気をつけてやりたいと思います。また、上位足チャートをチェックし方向性を確かめたいと思います。

   トレードすればするほど安定して利益を上げることの難しさを痛感させられます。次回以降気合を入れて、すべての取引で勝つくらいの気持ちで挑みたいと思います。

◆ 児山将のワンポイントアドバイス
エントリーするポイントは悪くないですね。その後に利益も出ているため、損切りを引き上げるという対処をしてみてはいかがでしょうか。
特に、今のようなレンジぎみの相場では、取引回数も多くなりますし、資金管理の面でも有効です。逆にトレンド相場では、損切りを引き上げると、場合によってはポジションがなくなった後に大きく上昇してしまったということがあるため、難しいと感じます。
せっかくのプラスは、せめて建値で仕切り直すようにすると、勝率が安定するためメンタル的にも良く、運用のプラスになるのではないでしょうか。

前週からの損益   マイナス1万5000円
7月30日現在          100万円

明治大学 佐藤諒(さとう りょう)
明治大学 佐藤諒(さとう りょう)
明治大学商学部2年。投資歴2年。よくトレードするのはUSD/JPY(米ドル円)。東京在住です。
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