ポンド相場に振り回されて損切り(慶応義塾大学 トリオネア)
7月26日(月)
23日(金)に1英ポンド=151.715円で取った売りポジションは、先週から引き続き下の図1のように右肩上がりの細い水色チャネルでの引っ掛けを確認してからエントリーしたものだが、ひとまず紫矢印の付近から下を目指す動きをしてくると予想していたので、広めに損切りを取って様子を見ることにした。
図1 閉場後のポンド円15分足
7月28日(水)
結局、水曜夜に下落する様子をまったく見せなかったので1ポンド=158.858円で損切りした。先週のポジション取りをした時から嫌な予感はしていたが、見事に相場に振り回されてしまった。マイナス11万5120円。
今週は結果的にもイメージとまったく違う動きであったので、損切りして以降は新しいポジションを持たなかった。反省点としても、まだまだ下落トレンドが続くと予想していたので積極的に売りポジションを取っていく姿勢であったが、実際はその逆でほぼ全戻しの形をつくってきた。
後から振り返ってみると落ちる波の勢い的にも戻しが急かつ大きく戻してくるというのは予想してしかるべきであった。
ただ、今回は先週の大勝もあり悪くいえば、調子に乗っていた部分もあったので来週からはより一層気を引きしめてFX大学対抗戦に臨んでいきたいと思う。
◆ 児山将のワンポイントアドバイス
チャネルラインは、チャートを挟んで引くことが基本です。相場が変動するレンジを見つけて、そこに並行して引けるようなポイントを探してみるようにしましょう。
さて、19日に下げた相場は21日に戻ってきました。相場は基本的に下げが早く上昇はゆっくりです。上昇100日下げ3日という相場格言もあったりします。つまり、1日で下げた相場が、ほぼ1日で元に戻るということは、下げたところではバーゲンハントなどの買い手が多く強い相場と見ることができます。そして、ローソク足の期間を変更すれば「下ひげ」になるわけです。
もちろん、毎回的中するとは限りませんが、ポンド円では6月21日と7月9日にも同様の値動きとなっていますので、直近の値動きを参考に判断すると良いかもしれません。
前週からの損益 マイナス11万5120円
7月30日現在 110万5175円