全国1600人の営業部隊を活用
国内企業(約359万社)のうち「中小企業」は99.7%(いずれも経済センサス、2016年)にのぼるが、それらにDXを導入するうえで、(1)人材(2)組織・プロセス(3)予算の「3つの壁」がネックになるという。
最初のハードルが「人材の壁」。自分自身で各種サービスのウェブサイトを探し、資料をダウンロードして、実際に使いこなす――。そんな人材を持つ中小企業は「ぼくらの感覚で言うと、たぶん10%いない」(三浦氏)と分析する。
そこを乗り越えるのが、ディップの強みである全国38拠点、約1600人の営業部隊だ。営業一人ひとりが企業に向けて、業務フローの効率化を提案する。直接のコミュニケーションを通して、「お客さんが本当に困っていることを、ダイレクトに聞いてくる」ため、サービスの改良にも役立っているという。