50代からの転職 「こいつを採用したら得だ」と思わせるためにすべきこと【ひろ子ママの教訓 その65】

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これまでの経験がどうマッチするかを考える

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   なので、ここでの自己PRとは、これまでの自分の実績をアピールすることではなく、応募した会社に「採用したら得だよ」と、いかに思わせられるかどうかになります。

   Sさんも、これまでの転職活動で「私の○○なところは御社に貢献できる」などとPRしてきたと思いますが、50代の転職になるとそれだけでは足りません。より具体的に提案が必要になってきます。

   たとえば行きたい会社の、その業界の立ち位置やマーケット、会社が抱えていると思われる課題とその解決方法などを、しっかり調べたうえで具体的に提案できたとしたら、どうでしょう。

   Sさんが、自分の経験や能力がその会社のどの部分にどう生かせるのかまでをイメージできるよう、ぜひ考えてみましょう。そうすることで数字だけのPRだけでなく、Sさんを採用したら「こんなメリットがある」と、採用担当者に伝わりやすくなるでしょう。

   50代の転職は、「需要があるから大丈夫」という理屈が通用しなくなってきます。いかに自分の経験と、相手の会社との課題解決を結びつけ、自ら提案していく姿勢が必要になってきます。Sさん、頭をフル活動して、転職です!!(ひろ子ママ)

ひろ子ママ (こまま・ひろこ)
ひろ子ママ (こまま・ひろこ)
仮想スナック「ひろこ」を経営
古代マヤ暦シンクロ協会認定講師、ライター

不動産業界での営業、教育業界でのコーディネーターなどを経て、組織や人材開発に携わりながら、コーチングも行っている。鳥取県生まれ、大阪在住。多拠点生活に向けて活動中。
「キャリア50」https://career50.jp/?s=ひろ子ママ
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