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「量子エリート」の人材争奪戦

   週刊ダイヤモンドの第2特集は、「最強の理系人材 量子エリート」。量子コンピューターの実用化の兆しが見えたことから、「量子エリート」の人材争奪戦が始まったことをリポートしている。

   米IBM社のゲート型の商用量子コンピューター「IBM Q System One」が川崎市のかわさき新産業創造センターに設置され、7月27日に稼働。トヨタ自動車や東芝、ソニーグループなど「量子イノベーションイニシアティブ協議会」のメンバーが、このマシンを共同利用する。

   既存のコンピューターとは原理が異なるため、IBMは年収2750万円を提示するなど、希少な「量子エリート」の獲得に乗り出した。一方、国内企業でも量子人材育成に向けた動きがある。富士通、NECなど三井住友ファイナンシャルグループのITシステムを支えるベンダーが結集。6月、東京大学大学院理学研究科に「量子ソフトウェア」寄附講座が設置された。量子コンピューターを使った新しいアプリの開発や人材育成が目的だ。

   金融と化学の分野で実用化が近いと期待されている。量子コンピューターは発展途上で、プログラミング言語や開発ツールの勝者はまだ存在しない。クラウド大手が攻勢をかけており、国内勢も護送船団方式で後を追いかけている。

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