半導体装置大手のディスコ株が年初来安値 材料出尽くし感も、まだまだイケる!?

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好業績の証し、今夏のボーナスは前年比33.8%増

   うらやましいと言えば、日経新聞による主要企業の今夏ボーナスの調査(回答708社)でディスコは首位で、前年比33.8%増の281万6126円だった。日本企業の中で今をときめく会社であることは間違いだろう。

   株価が年初来安値をつけたとはいえ、ディスコの本業への信頼感は市場に値強い。野村証券は決算発表後のリポートで「好調な事業環境に陰り見えず」として目標株価を4万6068円から4万7262円に引き上げた。

   半導体装置とは別の事業の柱である、精密加工ツールなどの「消耗品」の売り上げが4~6月期に過去最高を更新したことにも注目した。

   一方、SMBC日興証券は決算発表後のリポートで「先行的な受注も入っている模様で、受注高がピークアウトする懸念はある」と、慎重なの見方を示した。(ジャーナリスト 済田経夫)

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