50代からは生活のために働く「ライスワーク」とは別に「ライフワーク」を持ってみる【ひろ子ママの教訓 その64】

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   きょうは50代のRさんです。

「先日、インターネットで人生100年時代には日々の暮らしのための『ライスワーク』とは別に『ライフワーク』が必要だという情報を見かけました。確かに、生活のためだけに働く人生で終わるのはイヤだと思っていますが、生活も大事なので、なかなか動けませんね。そもそも、『ライフワーク』自体を見つけることが難しそうだと思って立ち止まっているところです」
  • あなたも「ライフワーク」を探してみては?
    あなたも「ライフワーク」を探してみては?
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「働くこと」を見つめ直す

   「ライフワーク」とは、日本語で表現すると「天職」や「人生をかけてする仕事」のことです。その反対語として「ライスワーク」がありますが、これは「RICE(ご飯)」のための仕事という意味です。

   「何のために仕事をしているの?」と質問された時に「生活のため」とか「好きなことだから」とか答えは人それぞれだと思いますが、後者がライフワークに当たります。人生100年時代に向けて、「ライフワーク」が注目されているのは、「働くこと」に対して見つめ直す人が増えているからです。

   これは、モノよりコトに価値を感じる人が増えてきたり、必ずしもお金=豊かさという考え方が当てはまらなくなったりと、価値観が多様化してきているからなんですね。Rさんは、日頃どんなことに価値を感じますか?もし、仕事に生きがい・やりがいがないと感じていたら、ライフワークを見つけるために動きだすタイミングかもしれませんね。

   では、どうやってライフワークを見つけていけばよいのでしょうか――。まずは「○○の分野は関係ないから」「○○はやったこともないから」といった、そんな思い込みを外してみましょう。私は「これが好きだからライフワークにする」と決めつけてしまうのではなく、世界を広げてみるといいかもしれません。

   たとえば、次の項目について考えてみてください。

・昔、好きだったこと
・誰かに「ありがとう」と言われたこと
・「挑戦しよう」と思ったけど諦めたこと
・誰かにやってあげたいなと感じたこと

   「これで絶対稼ぐんだ!」という気持ちではなく、人生の生きがいや充実感を得るためという目的で始めてみてはいかがでしょう。

勝手に自分の肩書きを作ってみる

   YouTuberやUXデザイナーなど、昔は存在してないものが今は仕事になっています。なので、今、職業として名前がないことでも、ひとまず勝手に自分で肩書きを作ってみましょう。たとえば、本業とは別に『○○が好きな50代のサラリーマン』など名刺を作ってみて、活動してみてもいいですよね。

   仕事として、職業としては存在していないけど、Rさんが人よりちょっと得意な分野など、自分では当たり前のことだけど「ありがとう」と感謝されることがきっとあるはずです。いろいろと思い出してみてください。

ガッツポーズ

   このライフワークは人それぞれで、今の仕事がそのままライフワークになっている人もいます。「今の仕事が天職です!」って公言する女優さんとかもいますよね。その一方で、一生見つからずに終わってしまう人もいます。でも、迷いながらも、何十年も続けている今の仕事がライフワークに当たる仕事なのかもしれません。

   Rさんも、いろんなことに挑戦しながら、ぜひライフワークを探してみてください。

   必ずしもライフワークだけに絞らなくても、ライスワークとライフワークの両方を同時に取り組んでもいい時代です。二足、三足、それ以上の草鞋を履いている人もたくさんいます。ライフワークにしたいことが見つかったら、まずは副業として始めてみるとか。Rさんも、そんな楽な気持ちで動いてみるといいですよ。(ひろ子ママ)

ひろ子ママ (こまま・ひろこ)
ひろ子ママ (こまま・ひろこ)
仮想スナック「ひろこ」を経営
古代マヤ暦シンクロ協会認定講師、ライター

不動産業界での営業、教育業界でのコーディネーターなどを経て、組織や人材開発に携わりながら、コーチングも行っている。鳥取県生まれ、大阪在住。多拠点生活に向けて活動中。
「キャリア50」https://career50.jp/?s=ひろ子ママ
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