【SDGsニュース】SDGs「行動の10年」なのに...... 半数以上の企業が「取り組んでいない」

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注力する目標は「働きがいも経済成長も」

   調査では、SDGsの「17の目標」の中で現在力を入れている項目(複数回答)を聞いたところ、目標の「8」に掲げられている「働きがいも経済成長も」が32.0%で最も高かった。企業にとって取り組みやすい目標であることが、割合が高い一因とみられる。

   次いで、「エネルギーをみんなにそしてクリーンに」が22.3%、「つくる責任つかう責任」の20.9%が 2 割台で続いた。実際の企業活動と結びつきやすい項目では割合が高い一方で、「飢餓をゼロに」(4.8%)や「安全な水とトイレを世界中に」(6.3%)など 7 項目では 1 割未満にとどまった。

   また「わからない」とした企業も32.1%となり、SDGsの取り組みが浸透していない様子もうかがえる。

   現在力を入れている項目を前年と比べてみると、近年注目が集まっている再生可能エネルギーの利用なども含まれる「エネルギーをみんなにそしてクリーンに」が 6.4ポイント増で最も増加していた。次いで、「つくる責任つかう責任」(6.1ポイント増)や「働きがいも経済成長も」(4.9ポイント増)、「気候変動に具体的な対策を」(4.8ポイント増)などで前年からの増加が目立っている。

   また、SDGsに積極的な企業の景況感を表す「SDGs景気DI(総合)」をみると、2021年6月のSDGs景気DI(総合)は41.1と、全体の景気DIを上回る水準で推移した。17目標別では、「産業と技術革新の基盤をつくろう」や「人や国の不平等をなくそう」が高かった。

   なお、調査は2021年6月17日~30 日に実施。対象は全国2万3737 社で、有効回答企業数は1万1109 社(回答率 46.8%)。SDGsに関する調査は2020年6月に続いて2回目。

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