英ポンドで明暗 同志社大はガッチリ、明大は後退 慎重な慶大(第8節)【FX大学対抗戦 Bグループ】

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英ポンド円は手ごわい!?(明治大学 佐藤諒さん)

   先週(2021年7月5日週)から勝率を上げるため、「玉」を分割してナンピン(保有している株価や通貨が下がったときに、さらに買い増して平均購入単価を下げること)や追加できるようにする計画を実行しました。

   しかし、結果は惨敗でした。プラスとなった取引は「売り」の割合が多いようです。これが勝率にどのように関わってくるかはまだわかりませんが、週の後半に勝つことが多いです。前半の負けを取り戻すため真剣にやっているのかもしれません。

   次から取引回数を少し減らし、選定の過程を増やしたいと思います。また大学のテスト週間のためトレードに割く時間が減ってしまうと思います。

◆ 今週の取引
1. AUD/JPY(豪ドル円)売り マイナス5000円
2. GBP/JPY(ポンド円)買い  マイナス2万円
3. GBP/JPY(ポンド円)買い  マイナス4万円
4. GBP/JPY(ポンド円)売り  マイナス3万円
5. GBP/JPY(ポンド円)売り  マイナス1万円
6. AUD/JPY(豪ドル円)売り   プラス3万円
7. AUD/JPY(豪ドル円)売り   プラス6万円
合計              マイナス1万5000 円

   取引1ではさっそく建玉を2回に分けたため、片方は利益、片方は損失となり、結果として、わずかな損失となりました。玉の分割の効果がしっかり現れたと思います。しかし取引2以降は玉分割により、最終的に建玉が大きくなり損失が大きくなってしまいました。

   下図は2回目トレード時のGBP/JPYの30分足チャートです。

   このトレードでは下位チャートで逆三尊(相場の底入れを示すテクニカル分析のシグナルの一つ)が現れており、上値へのブレイクアウトを予想しエントリーしました。最近5分足を見てエントリーしていたので気づかなかったのですが、後から見れば決してエントリーすべき場所ではなかったように思えます。

   これは下落トレンド時に買いエントリーしているので逆張りになりますが、逆張りをするならもう少し底でエントリーすべきで、できなかった場合は見逃すべきだったと思います。また、一時は利益が出ているので、撤退すべきでした。

   逆張りは勝率を高め、順張りは利益額を高めることに気をつけてやりたいと思います。また、上位足チャートをチェックし方向性を確かめたいと思います。

   トレードすればするほど安定して利益を上げることの難しさを痛感させられます。次回以降気合を入れて、すべての取引で勝つくらいの気持ちで挑みたいと思います。

◆ 児山将のワンポイントアドバイス
ブレイクアウトでのエントリーということですが、一時的に大きく動いているため、むしろ良いのではないでしょうか。ここ最近のクロス円は難しく、特にポンドとニュージーランドドルは節目もきれいでなくサプライズも多いため難易度が高い相場となっています。そのため、継続していけばプラスになるトレードの判断材料かと思います。
さて、英イングランド銀行のサンダース委員が「早期の刺激策解除が適切になる可能性がある」と発言しました。そして、19日にはロックダウンの大半を解除するなど短期間でコロコロ変わっています。英国のある教授は、1日の感染者数が10万人に達するのは確実との見通しを示しており、1日に1度英国の感染状況をみると良いのではないでしょうか。

前週からの損益  マイナス1万5000円
7月16日現在        99万5000円

明治大学 佐藤諒(さとう りょう)
明治大学 佐藤諒(さとう りょう)
明治大学商学部2年。投資歴2年。よくトレードするのはUSD/JPY(米ドル円)。東京在住です。
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