モチベーション「上げ」マンは交流を好む しかも「類を以て集まる」から会話が弾む(西野一輝)

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人との会話が新たな情報、エネルギー、刺激をもたらす

   Sさん曰く、

「どのような状況でも人と会話することで、新しい情報を得ることができるうえに、人からのエネルギーや刺激を受け取ることもできる。だから、会話する機会を自らつくる努力を怠らない」

とのこと。

   この積極性が自分のモチベーションを高め続けてくれていると、自覚しているようでした。

   ただ、誰でもいいから人に会うと言ってはいません。自分のモチベーションが高まる=刺激が得られる、ポジティブなエネルギーをもたらしてくれる人と会話することにこだわっています。

   ゆえにモチベーションの高い人からつながるネットワークで会話の機会を増やすため、自分と近しい知人・友人との絆を大事にして、交流を図ります。

   こうした工夫を重ねて、コロナ禍でもモチベーションの高い人は、その状態をキープしています。環境のせいにして、気持ちが落ち込んでいる状態が続かないように、自分なりに交流の機会を増やしてみてはどうでしょうか。(西野一輝)

西野一輝(にしの・かずき)
西野一輝(にしの・かずき)
経営・組織戦略コンサルタント
大学卒業後、大手出版社に入社。ビジネス関連の編集・企画に関わる。現在は独立して事務所を設立。経営者、専門家など2000人以上に取材を行ってきた経験を生かして、人材育成や組織開発の支援を行っている。
著書に、「モチベーション下げマンとの戦い方」(朝日新書)がある。
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