メキシコペソで1万円の利益獲得!(一橋大 ボンゴレさん)
今週の前半は指値注文が約定されるのを待ったり商品価格を眺めたりしていた。今回は実際に取引した7月8日(木)と9日(金)を日記形式でつづる。
7月8日(木)【スワップ損益 プラス250円】
先週実施していた1メキシコペソ=5.5円での5000通貨分の指値注文が約定された。2000通貨分を1メキシコペソ=5.55円で売りの指値注文、残りの3000通貨分を5.7円で売りの指値注文を行った。スワップポイントが高いので、長期的に持つのも一つの戦略かと思い、後者は利益確定ラインを高めに設定している。
メキシコペソが円に対して安くなったのは原油価格の急落が影響している。OPECプラスによる協調減産の縮小を巡る交渉が合意に至らなかったことで、供給不安から一時NY(米ニューヨーク)原油先物価格は高値を付けたが、いずれは減産縮小で合意するとみられ、利益確定売りが優勢となり価格が急落した。
メキシコペソが原油価格に影響されやすいことから、原油価格も見るようにしていたのだが、指標やその後の影響など見るものが多くて難しさを感じた。今回は幸いにもメキシコペソが下がっているときに買えたが、今後の原油の供給状況いかんでは価格がどう変動するかわからないので、原油価格に影響を与える事象にも注意を払えるよう気を付けていきたい。経済の回復の急速さに対して原油の生産量の回復は緩やかであるように感じたので、当分は原油価格が上がっていくと予想する。明日にでもメキシコペソを追加で買い注文しようと思う。
7月9日(金)【決済損益 プラス1万円、スワップ損益 プラス180円】
メキシコペソ2000通貨分の売り注文が約定され、1万円の利益を得た。約定はされなかったが、1メキシコペソ=5.45円と5.5円で買いの指値注文を追加した。
原油価格の上昇はカナダドルにも影響を与えると思い、1カナダドル=87円の指値で買い注文を行ったのだが、そこまで下がらず約定されなかった。
今週は原油価格を中心に商品価格にも注目した。すべてをFXの取引材料に活用することはできなかったが、徐々に慣れて行けたらと思っている。さまざまな情報を組み合わせて考える点で大変ではあるが、とてもおもしろいと感じた。
◆ 児山将のワンポイントアドバイス
6月末のサプライズ利上げにより、メキシコペソを買いやすい相場が続いているようです。
加えて、5月にはメキシコへの海外送金額が過去最高を更新するなど、実需面でも相場を支えているようです。これにより、アナリストには5円65銭あたりまで上昇するという見方もあるようです。
そして石油価格はもちろん、インフレの背景には、ここ数十年で最悪の干ばつに見舞われていることがあるようです。農産物の価格が上がり、インフレが進むという苦しい状況にあるようで、このあたりも相場に影響してくると考えられます。
前週からの損益 プラス1万430円
7月9日現在 110万6411円
神奈川県出身。
◆ 体調がすぐれず、また試験期間と重なったため、取引をお休みしました。(慶応義塾大学 2G)
前週からの損益 プラス・マイナスゼロ
7月9日現在 110万4700円
◆ 多忙のため、取引をお休みしました(同志社大学 FOXさん)
前週からの損益 プラス・マイナスゼロ
7月9日現在 103万4040円
福岡県出身。
◆100万円増額計画 FX大学対抗戦のルール学生投資連合USIC
・元本100万円のデモトレードです。
・通貨ペアはクロス円取引とします。
・レバレッジは25倍を上限(法令に基づく上限)とします。
・取引の過程で資産が「ゼロ」(元本割れ)になった場合は、その時点でリタイアとなります。
・順位は、11月26日時点の運用損益で決めます。
「学生の金融リテラシー向上」を理念に全国26大学1000人以上で構成。企業団体・官公庁との勉強会の開催、IRコンテストの運営、金融情報誌「SPOCK」を発行する。
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