北大が一気の巻き返し! 英ポンドで首位に 2番手に明大、専修大が1歩ずつ着実に追う(第7節)【FX大学対抗戦 Aグループ】

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◆ 今週(7月5日~9日)の相場
   7月6日(火)日本時間13時30分にRBA(オーストラリア準備〈中央〉銀行)が政策金利発表、8日(木)日本時間には米国新規失業保険の申請件数の発表などがありました。
   主要通貨ペアの動きです。ドル円は週明け1ドル=111.188円で始まり110.532円で閉め、週足で陽線が3本ついていたため、調整とみて良いかもしれません。ユーロ円は131.724円で開いて130.821円で閉め、5月11日の週から綺麗な支持線が作られていましたがそれをしっかり割る形となりました。ポンド円は153.068円で開き153.066円で閉め、実体は小さくとどまったものの、最高値と最低値の差は4円近くあり、陰線にはなったもののこれからの動きが読みづらい足になりました。

◆ 今週のトレード
   今週は2回トレードしました。ドル円を1ドル=11.097円で5lotショート(売り)し、110.043円で利益を確定しました。
   エントリーの根拠としては、6月30日から7月2日にかけての上昇で押し目のあった111円あたりが意識されるだろうと考えたこと、1時間足での短期移動平均線が中期の線を割り、長期の線を割りかけた場面が111円あたりだったことから、エントリーしました。損切りポイントは押し目より少し上の1ドル=111.200円に設定していました。
   英ポンド円を153.825円で10lotロングし、153.400で損切りしました。1時間足で6月30日あたりから形成されていた三角持ち合いを上抜けたと思いエントリーしましたが、結局は天上つかみとなり、損切りすることとなりました。損切りポイントは下抜けになったことを確認してからの1ポンド=153.400円にしましたが、もしもう一度上に抜けてもエントリーし直せば良かっただけなので、もう少し損切りラインは上に設定しても良かったかと思いました。
   今週は合計で1万520円のプラスでした。

◆ 来週(7月12日~16日)の戦略
   13日には米国消費者物価指数、14日にはニュージーランドのRBNZ政策金利発表、カナダのBOC(カナダ中央銀行)政策金利発表、16日にはBOJ(日本銀行)政策金利発表、米国小売売上高発表があるため、週明けでのポジションは慎重に取っていきたいと思います。ドル円以外の通貨ペアは1時間足でゴールデンクロスを形成済みのものも多く、順張りでロングすることを基本的なスタンスとしてトレードしていきたいと思います。

◆ 児山将のワンポイントアドバイス
FOMC(米連邦公開市場委員会)の議事要旨について、コメントしておきましょう。市場予想と比較して、思ったよりも「ハト派」だったように思います。年内にもテーパリング(量的緩和の縮小)という発言をしていた連銀総裁がいたわりには、株式市場に配慮したような内容でした。多くの理事は「インフレはこれから緩む」と回答。さて、ここで7月13日に発表された6月の消費者物価指数は前月比で0.9%となるなど、市場予想をはるかに超える結果となしました。
たしかに経済再開状況をみても6月の数字は良いのですが、個人的にはサプライズでした。しかしドル円は30銭ほど上昇した程度で、この数字は織り込み済みだったようです。しかし、来月同じような数字が出てくれば、ドル高が大きく進むのではないでしょうか。

前週からの損益  プラス1万520円
7月9日現在    116万4632円

明治大学 佐野快斗(さの かいと)
明治大学 佐野快斗(さの かいと)
明治大学文学部2年 所属サークル:明治大学Break outs!
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