前年から最も増えた女性社長の出身大学は「京都産業大学」
女性社長を出身大学別にみると、「日本大学」が246人で2年連続トップ。前年から10 人増えた。次いで、「慶應義塾大学」の241人(前年比7人増)、「早稲田大学」が226人(6 人増)、「青山学院大学」は185人(8人増)と続き、首都圏の私立大学が上位を占めた。
女子大学では、「日本女子大学」が158人(6人減)が最も多く、「共立女子大学」の120人(横バイ)、「聖心女子大学」の96人(2人増)、「甲南女子大学」の89人(1人増)と続いた。
2020 年から最も増えた女性社長の出身大学は「京都産業大学」で、25.0%増(25人)がトップ。次いで、「九州産業大学」「徳島文理大学」(ともに22.2%増、22 人)、「南山大学」(18.6%増、51人)などが続いた。
女子大学では、「東京家政大学短期大学部」が17.6%増(20人)が最も高く、「京都ノートルダム女子大学」(11.1%増、20人)、「津田塾大学」(8.2%増、53人)などが上位を占めた。
政府は今年6月、男性の育休取得促進に向けた育児・介護休業法を改正するなど、引き続き女性活躍の推進を後押ししている。そうしたなか、女性の社長就任の動きにも注目が集まっている。
なお調査は、帝国データバンクのデータベースをもとに、全国約117万社の事業会社を対象に、女性が社長(代表)を務める企業について分析した。