2030年時点で最も安い電源は「太陽光発電」 でも、ネットには森林伐採に「NO!」の声【目指せ! 脱炭素社会】

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経産省「原発はベースロード電源として重要」

   さらに、

「太陽光発電は不確定要素が多過ぎだし、原子力と違って出力あたりの目先の環境破壊のレベルが違いすぎる。砂漠みたいな土地ならまだしも、山林ばかりの日本ではスケールメリット出すのは無理です」

   電力供給のバランスを説く声も。

「水力発電の高効率化とか、農業ダムの発電利用とか、費用対効果の高い場所での水力発電は進めてほしい。地熱も合わせて、ベースロード電源になりうる自然エネルギーが増えれば、安定性のある原発や火力の代替にできそう」

   また、夜間に発電しないなどの太陽光発電の供給の不安定さを指摘する声も少なくなかった。

   今回の試算は近くまとめる予定の中長期的なエネルギー政策「エネルギー基本計画」などの前提となる。ただ、2021年7月13日付の朝日新聞によると、原発について経産省は「安定的に電力供給できる『ベースロード電源』だとして重視している」という。

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