夏は暑さとともに、急な雷雨など雨のお天気にも悩まされることがありますよね。特に雨の日は、履く靴やボトムスに悩みます。
今回は、そんな雨の日のファッションについてお伝えします。
雨の日コーデ用に履く靴とボトムを決めてしまう
あるアンケート調査によると、「雨は好きですか?」という質問に、「あまり好きではない」「嫌い」と回答した人の割合は、全体の77%という結果になりました。その理由として、男女ともに65%の人が「雨で洋服や靴、持ち物などが濡れる・汚れるから」をあげていました。また「外出の予定が立てづらい・外出する気がなくなる」と答えた人も30%以上もいました。
このように、雨は外出する、しないに影響を与えます。そして、外出するとなったら、「濡れたり、汚れたりしても心配のいらない洋服や靴、持ち物にしなくては......!」とコーディネートが限定されてしまいます。
いざ出かけるとなっても、何を着たらいいかわかない...... となってしまいがちなのが、雨の日です。
そこで、私がオススメしたいのは、雨の日に履く靴とボトムを決めてしまうことです。まず、雨の日に履く靴についてです。雨のひどい日は、レインブーツにする。小雨や夕方だけの雨であれば、雨の日用のレインシューズにするなど、雨の降り具合に合わせて、2~3パターンの靴を決めておくと、いいのです。
女性は、レインブーツもレインシューズも種類が豊富です。いかにも長靴というレインブーツもありますが、ふだんも履けるようなブーツにすると、オシャレですよね。レインシューズは、合わせやすい黒もいいですが、雨の日だけ赤い靴にするなど、色にこだわるのもオススメです。色に合わせて、気分の明るくなるコーディネートができますよ。
ステキな傘で周りと差をつけよう!
続いて、男性が雨の日に靴を選ぶ場合です。じつは、男性の雨グッズもいろいろあります。ネットで「レインシューズ 男性」と検索してみてください。革靴のようなレインブーツも売られていますよ。仕事でスーツを着られる男性でも、雨対策ができるレインブーツやシューズがあるのです。
そして、靴が決まったら、ボトムを決めましょう。女性の場合は、雨の日は、細身のパンツかタイトスカートが、濡れにくくていいですね。雨がひどい時は、細身のパンツをレインブーツにインできるとスマートです。トップスは、雨に濡れる心配が少ないので、デザイン性のあるものや、色のキレイなものを選ぶと雨に負けない華やかさが出せますね。
男性の場合も、同じく雨用のボトムを決めておくといいでしょう。そのボトムに合わせたトップスを選べば、雨の日コーデは自動的に決まります。休日だと、サンダルにショートパンツという格好の方も多いかもしれませんね。
もともと雨の日だと、コーディネートが限定されてしまうので、最初から「雨の日コーデはコレかコレ」ぐらいに決めておくといいんです。その日の天気予報に合わせて、傘を持ち歩くかどうか決めるように、服も天気予報によって決めてしまいましょう。雨の日のコーディネートのマイルールがあれば、悩むことも減りますよ。
そして、男女共にですが、素敵な傘を持つというのもオススメしたいです。以前イタリアの傘メーカーの方にお話を聞いたんですが、「品の良い道具は、持つ人を引き立てるんです。傘にお金をかける人が多くない分、周りと差が付くんですよ」と、おっしゃっていました。
サッと差した傘が、素敵な人って魅力的です。ビニール傘も悪くないんですが、傘のおしゃれも楽しめる大人ってカッコイイと思います。(入澤有希子)