人生の分かれ道!? 早期希望退職の募集で「動く人」「動けない人」の差はどこに......【ひろ子ママの教訓 その62】

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   きょうは40代半ばのMさんです。

「コロナ禍でニュースや雑誌で早期退職の話題を目にしていましたが、いよいよ私の会社でも始まりました。『早期退職制度が始まったら、転職でも考えようかな』と同僚に、冗談半分で話していましたが、実際はまだ何も準備もしていません。ただ、早期退職制度は退職金が上乗せになりますし、将来的に転職も考えているからチャンスなのかなとも思っています」
  • 早期退職……。会社に残るか? 転職するか? 人生の分かれ道
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「早期希望退職制度」をチャンスにできる人

   企業が募集する「早期希望退職制度」。どうしても、一見ネガティブに捉えがちですよね。会社から声がかかった時には「会社にとって自分はお荷物社員なのかな」と落ち込んでしまうこともあるでしょう。

   ただ、早期希望退職制度をチャンスにできる人も一定数存在します。まずはチャンスにできる人・そうでない人の差を見てみましょう。

   チャンスにできる人は、こんな人ではないでしょうか。

・転職に向けて自分の棚卸しができている人

   これまでの経験やこれまでのキャリア、自分の価値や強みを明確にしています。そして次の転職で手に入れたいこと・やりたいことをしっかりと考えています。

・第三者の意見を聞いてみることができる人

   これまでの仕事に対して自信や自負だけで動いてしまうと失敗してしまうことがあります。そこで、利害関係のない第三者からの客観的な意見を聞いてみると、自分のことを客観的に見ることができるでしょう。

   「自分の実力を分かってくれない会社が悪いんだ」と安易な理由で、退職を決めてしまったり、これまでの経験があるから何とかなるだろうという、根拠のない自信だけで動いてしまったりすると失敗することがありますよね。

ひろ子ママ (こまま・ひろこ)
ひろ子ママ (こまま・ひろこ)
仮想スナック「ひろこ」を経営
古代マヤ暦シンクロ協会認定講師、ライター

不動産業界での営業、教育業界でのコーディネーターなどを経て、組織や人材開発に携わりながら、コーチングも行っている。鳥取県生まれ、大阪在住。多拠点生活に向けて活動中。
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