メキシコペソ、気になる......(一橋大学 ボンゴレさん)
利用していたGMOクリック証券のデモトレード期間が終了し、保有していたポジションがリセットされたので、スワップポイントの利益分は計上しませんでした。保有していたNZドル(=79円の買い)とカナダドル(=90.5円の買い)は様子見をしてから損益を計上します。
他に保有していた8000通貨分の米ドルは、1米ドル=110.1円のときに決済し、2万4000円の利益を得ました。今週はあまりまとまった時間が取れなかったので、これ以外は取引していません。
ニュージーランド(NZ)もカナダも政府は早期利上げを示唆しています。今後評価されるのではないかと思っているので、まだ決済する予定はありません。1通貨当たりに必要な円が下がったタイミングを見計らって買い足そうと思っています。
NZドル円とカナダドル円以外で気になっている通貨ペアは、メキシコペソです。アメリカの経済回復の恩恵を受けそうであることと、インフレ加速を受けて政策金利の引き上げを発表したこと、原油価格が影響を与える資源国通貨であることが主な理由です。
現時点でメキシコペソ円は変動が少なく長期的には堅調にメキシコペソ高が進んでいる印象のため、タイミングを見て買うか迷っています。
懸念点は半導体不足による製造業及び輸出の落ち込みと、経済が未回復の中での利上げが及ぼす影響です。今は1メキシコペソ=5.5円で指値注文をしているのですが、まだ約定されていません。
保有するすべての米ドル円を決済したこの機会に、自分の成長のため来週は他の通貨ペアを中心に取引をしてみようと思います。
◆ 児山将のワンポイントアドバイス
メキシコペソは、良い選択肢だと思います。6月25日にメキシコ中央銀行が市場参加者の予想外となる利上げを発表。政策金利を0.25%引き上げ4.25%としました。インフレに対応した格好で、同日発表された6月前半の消費者物価指数は前年比で6%以上まで上昇し、予想も上回っていました。発表後に高値を付けていますが、押したところを拾っていけば手堅い運用ができるファンダメンタルズであると思います。
コロナショック後の上昇相場では、水平線もきれいに引けますので、テクニカル的にもエントリーしやすい通貨ペアです。
前週からの損益 プラス2万4000円
7月2日現在 109万5981円
神奈川県出身。
◆ 多忙のため取引できませんでした。来週、また頑張ります(同志社大学 FOX)
前週からの損益 プラスマイナスゼロ
7月2日現在 103万4040円
福岡県出身。
◆100万円増額計画 FX大学対抗戦のルール学生投資連合USIC
・元本100万円のデモトレードです。
・通貨ペアはクロス円取引とします。
・レバレッジは25倍を上限(法令に基づく上限)とします。
・取引の過程で資産が「ゼロ」(元本割れ)になった場合は、その時点でリタイアとなります。
・順位は、11月26日時点の運用損益で決めます。
「学生の金融リテラシー向上」を理念に全国26大学1000人以上で構成。企業団体・官公庁との勉強会の開催、IRコンテストの運営、金融情報誌「SPOCK」を発行する。
http://usic2008.com/