明大が大勝!トップに踊り出る、追う専修大はユーロとNZドルを保有して越週(第6節)【FX大学対抗戦 Aグループ】

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多忙で取引できませんでした(北海道大学 上田晃史さん)

   いよいよ7月に入り、月日の早さを感じます。日本の暑い夏が訪れつつありますが、それでも金融市場は変わらず動いていますね。7月2日に米国の雇用統計から、非農業部門雇用者数が発表されました。

   結果は前回が58億3000万人で、今回の事前予想が72億人のところ85億人でした。この結果だけを見ると、ドル円などは米国経済の強さから円安方向に進みそうなものですが、実際には円高方向へと動くことになりました。というのも、失業率も同時に発表されていて、事前予想の5.6%を上回り5.9%であったことが起因していると思います。

   FXはそれらマクロ的要員の強弱だけでなく、需給によるミクロ的要員も短期的には大きな影響を持つため、改めてFXの難しさを実感しました。

   今週(2021年6月28日週)は、忙しくてチャートをみる時間が取れなかったので、取引はゼロでした。そのため、先週と変わらず、最終残高は96万7830円です。

前週からの損益 プラス・マイナスゼロ

7月2日現在      96万7830円

   ◆ 児山将のワンポイントアドバイス
今回の米国雇用統計は、長年取引を行っている人には見慣れた光景でしたが、経験がないと難しかったかもしれません。市場はすでにテーパリング(量的緩和の縮小)を受け入れており、そこそこ良い結果が出ることも想定していました。事前に、15年間インターバンクで働いていた投資家の人と話したところ、上がっても下がっても売りだろうということでした。つまり、市場はそこそこ良い結果を期待しており、ドル買いに偏っている。そして、雇用統計を利益確定の機会としているということです。
結果的に、好結果が出て上昇したものの、そこはかっこうの利益確定のタイミングとなり急落につながったというトレーダーの動きがあるのではないでしょうか。

北海道大学 上田晃史(うえだ あきふみ)
北海道大学 上田晃史(うえだ あきふみ)
北海道大学農学部2年。北海道学生投資研究会に所属。趣味はHiphopに登山、読書。高校1年で株取引のゲームを学校で行い、そのおもしろさにハマる。大学に入学後、自己資金で株式投資を始めて、ちょうど1年。現在は主にバリュー株投資と決算プレーを行う。ただ、FXはデモトレードのみの初心者。
大阪府出身。

◆ テストが重なり学業が忙しく取引できませんでした。(慶応義塾大学 トリオネア)

前週からの損益  プラス・マイナスゼロ
7月2日現在        99万615円

慶応義塾大学 トリオネア
慶応義塾大学 トリオネア
慶應義塾大学商学部3年、神奈川県出身。FX自体を知ったのは約3年前。尊敬するトレーダーの方の某ブログを見てから真剣にFXに取り組み始め、実際の取引歴は1年半ぐらいの初心者。今回のFX大学対抗戦での目標は、利益率100%の200万円! 口だけ番長にならないよう頑張ります!(笑)
◆100万円増額計画 FX大学対抗戦のルール
・元本100万円のデモトレードです。
・通貨ペアはクロス円取引とします。
・レバレッジは25倍を上限(法令に基づく上限)とします。
・取引の過程で資産が「ゼロ」(元本割れ)になった場合は、その時点でリタイアとなります。
・順位は、11月26日時点の運用損益で決めます。
学生投資連合USIC

「学生の金融リテラシー向上」を理念に全国26大学1000人以上で構成。企業団体・官公庁との勉強会の開催、IRコンテストの運営、金融情報誌「SPOCK」を発行する。
http://usic2008.com/

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