Suica定期券でサブスクサービスをトライアル コーヒーやそばのトッピングなど

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   通勤定期券「Suica(スイカ)」で利用できる、さまざまなサービスを展開しているJR東日本は新たに、エキナカのカフェやそば店で使えるサブスクリプションサービスに乗り出した。

   2021年7月6日にスタート。販売期間は8月いっぱいで、サービス期間は9月末までのトライアル。コーヒーやそばのトッピングをおトクに味わえる。7月6日の発表。

  • Suica定期利用者対象のサブスクサービスのトライアルがスタート
    Suica定期利用者対象のサブスクサービスのトライアルがスタート
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月額2500円でMサイズコーヒー1日3回

   飲食店などのサブスクプラットフォームを提供する株式会社favy(ファービー)と、駅施設などでコンビニや飲食店を展開する株式会社JR東日本クロスステーションとの共同による取り組み。

   Suicaの通勤定期券の利用者を対象に、上野、秋葉原、八王子の各駅にある「ベックスコーヒーショップ」や、そば店「いろり庵きらく」で、コーヒーと駅そばのサブスクリプションや割引のトライアルサービスを行う。ICカード、モバイルSuicaのいずれでも使えるが、PASMO(パスモ)などの他の交通系カードは対象外となる。

   ベックスコーヒーショップのプランは2種類。一つは「コーヒープラン」で、月額2500円(以下、すべて税込価格)でブレンドコーヒー(Mサイズ)1杯(通常300円)を1日3回まで提供。Lサイズは1杯50円で、やはり1日3回まで提供する。もう一つは「マイボトルプラン」。こちらは月額1500円で、同様のサービスが用意されている。

   いろり庵きらくのプランは「トッピングプラン」。月額1000円で、そば注文時にトッピング1品を提供。トッピングは、かき揚げ、ちくわ天、コロッケ、たぬき、きつね―の5種類から選べる。こちらは1日1回まで。

   サービスの利用にはスマーフォンなどモバイル端末が必要。favyのサイトでSuicaのID番号を入力、クレジットカード決済でサービスを購入。店舗では注文時に端末の会員証を提示してサービスを利用する。

   今回のトライアルでは、JR東日本が展開するシェアオフィス「STATIONBOOTH」を利用できるプランも提供。月に10回、15分利用できる「15分プラン」(1500円)、月5回の「60分プラン」(3000円)、月8回の「2時間プラン」(6400円)の3種類が用意されている。

   JR東日本では、トライアル終了後にその結果を検証して、本格導入に向けた検討を進める計画。将来的には、特急列車やグリーン車など輸送サービス、シェアサイクルなどのモビリティサービス、スポーツジムなどもカバーするプラットフォームへと拡充していくことを目指すという。

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