コマツ株が年初来安値 中国製造業PMIが3か月連続悪化、UBS証券の投資判断「下げ」も響いて......

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アナリストの見方は分かれる

   ただ、アナリストの間では、やや見方が分かれている。SMBC日興証券は6月30日付のリポートで北米の鉱山機械事業の回復が遅れ、中国売上高が一時的に停滞していることなどから目標株価を4000円から3800円に引き下げたが、「中国市場の一時的な停滞やアジアにおける建機のシェア低下は些末な事象」と指摘。北米で回復が遅れているとはいえ、鉱山機械事業を取り巻く環境が改善しているとして投資判断は3段階で最上位の「1」を維持した。

   野村証券も少し前になるが4月20日のリポートで「建設・鉱山現場の自動化で強みを発揮する」として3段階で最上位の「買い(Buy)」を維持し、その後変更していない。

(ジャーナリスト 済田経夫)

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