しっかりとV字回復(同志社大学 FOX)
◆ 今週(2021年6月21日週)の相場
今週は、自分的にはなかなかつかみにくい相場となった。先週の米FOMC(連邦公開市場委員会)からタカ派が示され、株価暴落からのクロス円の暴落。クロス円は全般的に週足で見ると、先週は大きな陰線をつけているので、今週はその陰線につられて少し下落ぎみの相場になると予想していた。
月曜(21日)と火曜(22日)がたまたま用事があったため、ノートレードだったことが功を奏した。下落目線だったがしっかりとV字回復した。スイング的な目線では正直掴めない状況にあると判断し、スキャルピングで利益を取る戦略に変更した。
傾向として、アジア時間がレンジ状態である時は、ロンドンオープンで上や下方向に急なトレンドが起きることが多いということを検証済みであったため、今週はそれを実践した。そして、特にそれはポンド円やポンドドルによく起きることなので、英ポンド関連を注視して臨んだ。1日に何度かスキャルピングを行った。
一番しっかり利益を取れたのは25日(金)のロンドン市場のオープン直後のショート(売り)である。1ポンド=1.3917円で入り、1.3905円で利益を確定。水曜から金曜日までの合計で22pips取ることに成功した。プラス2万2000円。トータル103万4040円になった。
◆ 児山将のワンポイントアドバイス
アジア市場でレンジ相場の場合、欧州のトレーダーは、その時間にできた損切りをヒットさせにいく(ストップハンティング)という取引を行なうといいます。特に相場に材料がない場合に多く、欧州株式市場が始まり、為替の取引量も増えると一気に動き損切りが多い価格帯まで動かします。そしてポジションを閉じるため、相場はまた元に戻り、さらに昼休みの時間帯に入るため動きが徐々になくなっていくということがあります。
そのため、ストップハンティングの背景を知らなければ、わけがわからず、相場に翻弄されることになります。こういった背景を知っていると、謎の値動きもイメージしやすくなるのではないでしょうか。
前回からの損益 プラス2万2000円
6月25日現在 103万4040円
福岡県出身。
◆ 今週は取引を休みました(早稲田大学 NAKAMURA)
今週は、体調が芳しくなく、トレードできなかったのでお休みさせていただきました。
前週からの損益 プラス・マイナスゼロ
6月25日現在 100万930円
◆100万円増額計画 FX大学対抗戦のルール学生投資連合USIC
・元本100万円のデモトレードです。
・通貨ペアはクロス円取引とします。
・レバレッジは25倍を上限(法令に基づく上限)とします。
・取引の過程で資産が「ゼロ」(元本割れ)になった場合は、その時点でリタイアとなります。
・順位は、11月26日時点の運用損益で決めます。
「学生の金融リテラシー向上」を理念に全国26大学1000人以上で構成。企業団体・官公庁との勉強会の開催、IRコンテストの運営、金融情報誌「SPOCK」を発行する。
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