米ドル円ですかさず巻き返し!(一橋大学 ボンゴレさん)
今までは中長期的な上昇を見込んで利益確定ラインを高めに設定していたのですが、前週の反省を踏まえ、利益を確定するまでの幅を実験的に狭く設定して取引をしてみました。クロス円の動きはもう少し見極めてからエントリーしたかったので、今週の取引は米ドル円が中心となりました。
6月21日(月)【決済損益 プラス1万5000円、スワップ損益 プラス24円】
先週実施していたカナダドルとニュージーランド(NZ)ドルの買いの指値注文(1カナダドル=88円、1NZドル=77円)が約定されていた。クロス円の動きを読むことに自信がなかったので、カナダドルは88.35円、NZドルは77.15円と狭い幅で決済し、合計1万5000円の利益を得た。
目下の悩みは先週、操作ミスで損切りし忘れたカナダドルとNZドルの1万通貨分ずつの買いポジションだ。幸いにも買いポジションで得られるスワップポイントはプラスのため、もう少し両通貨の様子を見てから損切りラインと利益確定ラインを設けようと思う。
6月22日(火)【スワップ損益 プラス27円】
取引なし
6月23日(水)【決済損益 プラス5万3000円、スワップ損益 プラス30円】
1米ドル=109.25円で保有していたポジションを110.85円で決済し、4万8000円の利益を得た。先週まで1米ドル=111円に利益確定ラインを設定していたが、こまめに利益確定をする方針にしたため、一度110.85円で決済し、110.80円や110.70円に下がったときに再び買いポジションを保有するように指値注文を入れた。1米ドル=110.8円で得た買いポジションを110.85円で売るといったこまめの利益確定で5000円の利益を追加で得た。
6月24日(木)【決済損益 プラス12,000円、スワップ損益 プラス11円】
1米ドル=110.8円以下の時に買いエントリーし、110.9円で売るということを繰り返した。この手法をする際はIFD注文が使いやすかった。
6月25日(金)【決済損益 プラス1万500円、スワップ損益 プラス44円】
25日は米個人支出が前月比横バイと市場予想より弱い結果だったため、発表後はドル売りが広がった。1米ドル=110.5円での指値注文が約定され、それは110.85円で売ったので1万500円の利益を得た。指標発表直後の相場を利用して今回は利益を得られたのは良かったものの、まぐれ感が否めないのでもう少し慎重に取引をするべきだと反省した。
こまめに利益を確定する手法は米ドル円ではやりやすかったが、クロス円との相性は見極め切れていないので、今後も試しながらやりやすい方法を考えていこうと思う。
◆ 児山将のワンポイントアドバイス
まぐれだろうかと思われていても、相場では利益を出せば正義です。ナイストレード!
ドル円のゆるやかな上昇と111円台での上値の重さの値動きにちょうどハマりましたね。細かな値動きもモノにし、大学生とは思えない機動的な動きです。
さて、ドル円は111円に乗せるかどうかが焦点となっていました。需給の判断として、日本時間は仲値後に、売りが出てくるかどうか。月末のロンドンフィックスに向けてどう動くかで、ある程度判断できます。
結果的に月末はドル高(ユーロドルも下落)となったため、今後ドル高が進むと考えているグローバル企業も多いのではないかと考えられます。
前回からの損益 プラス9万636円
6月25日現在 107万1981円
神奈川県出身。