魅力的な中期経営計画の内容で「買う」ウェルス・マネジメント(慶応義塾大学 も~り~)【企業分析バトル】

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強気な中期経営計画

   2021年6月15日に発表した中期経営計画の内容は、とてもインパクトの大きなものでした。総合不動産大手のサムティとの資本業務提携を5月発表していたこともあり、両社の相乗効果で今後さらなる飛躍が期待できます。具体的な中期経営計画の内容としては、目標にあるように、

・受託資産5000億円規模のホテルリート組成

・来年の市場再編を踏まえて、プライム市場への上場を狙い、時価総額3倍を目指す

の2点が示されています。

   さらに重点施策の内容を見ると、グループ子会社のIPO(株式の新規公開)の検討や前向きな増資(株式の希薄化効果を上回るメリットを見越したもの)の可能性も記載されており、さらに期待感が持てる内容となっています。

   テクニカルの観点からこの株式を調べていくと、出来高は直近一段高なのですが、買い残に対して出来高が伴っていないため、下落し始めるとダラダラ下げてしまう懸念があります。

   ただ、直近の高値圏で推移し、あと少しで上場来高値も目指せる位置に株価があるので狙ってみようと思います。何といっても、中期経営計画の内容がとても魅力的に感じたので、この銘柄を取り上げてみました。

   以上のことから、6月22日の終値で、ウェルス・マネジメントを100株購入したいと思います。

ウェルス・マネジメント(3772)
年初来高値(2021年6月22日)     2522円
年初来安値(2021年4月 21日)     1110円
株式取得時の価格(2021年6月22日)  2429円
取得株数                 100株

慶応義塾大学 も~り~
慶應義塾大学商学部 4年。投資スタンスは、基本的にデイトレード。持ち越しは絶対にしない。市場の予期せぬ変化により、大きな損失を被る恐れがあるため。ファンダメンタルは基本的に見ない。機関投資家などのスペシャリストに勝てる見込みがゼロに等しく、優位性がないため。なので、基本的にテクニカル。資金の流れで銘柄選定しています。
◆企業分析バトル カブ大学対抗戦のルール
・月額200万円を投資金額の上限とするバーチャル投資です。
・投資対象は新興市場を含む、国内の上場企業の現物取引です。
・運用期限は最長で6か月。銘柄選定の最終月は10月になります。
・順位は11月末時点で、投資した銘柄(企業)の売買や配当で得た収益の騰落率で決めます。
学生投資連合USIC

「学生の金融リテラシー向上」を理念に全国26大学1000人以上で構成。企業団体・官公庁との勉強会の開催、IRコンテストの運営、金融情報誌「SPOCK」を発行する。
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