話題のお店に、年代がわかるAIカメラあり! お客好みのBGMがかかるシステムをUSENが開発

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来店客に合わせたBGMを自動選曲

   「U MUSIC」はまた、「U EYES」とのコンビネーションで、「来店客分析用のカメラでお客さまの年代を感知して、その年代に合わせたヒット曲をBGMとして流すことができます」(亀割課長)。お客が着席し、メニューの検討を終えて注文をするころの来店15分後ぐらいに、選ばれた曲がスタートする。

   亀割課長は、

「たとえば、お客さまが20代後半と判断されると、10代のときにヒットした曲がかかります」

と説明する。

   「ギンダコハイボール横丁 東銀座店」でも、このシステムは用意しているが、橋本さん によると、お客に合わせた曲になっても、それまでと違和感がないので気が付かないことが多いという。だが、「親しみのある曲が流れれば居心地の良さにつながるのではないか」と話した。

配膳ロボットも活躍。非接触化、省力化ばかりか、お客向けのエンタメにも
配膳ロボットも活躍。非接触化、省力化ばかりか、お客向けのエンタメにも

   ギンダコハイボール横丁 東銀座店では、BGMの自動選曲のほかに、お客が自分のスマートフォンでメニューを閲覧して、オーダーできる「Uレジ モバイルオーダー」システムや、配膳・運搬ロボットを使ったサービス、最新情報が届くアプリ「ギンダコスピリッツ」を導入。「ウィズコロナ」から「アフターコロナ」でも接客のスタンダードとなりそうなサービスの配備に取り組んでいる。

   橋本さんは、店舗DXについて

「使いやすさや対応の速さに、導入した甲斐があったと感じている。(緊急事態宣言が明けて6月21日から営業を再開し)お客さまのありがたさを実感した。先端的な設備を生かして、安心して食事を楽しんでもらえるようにしたい」

と話した。

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