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「ゴルフ復活!」と週刊ダイヤモンドが特集

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「週刊ダイヤモンド」2021年7月3日号

   コロナ禍でゴルフ人気が復活している、と「週刊ダイヤモンド」(2021年7月3日号)が恒例のゴルフ特集を組んでいる。ゴルファーには楽しい内容になっている。

   ゴルフ場支配人、読者など1771人を対象にしたアンケート調査をもとにした、「プレーしてよかったゴルフ場」ランキングの結果は以下のとおりだ。

   1位川奈ホテルゴルフコース(静岡県)、2位フェニックスカントリークラブ(宮崎県)、3位廣野ゴルフ?楽部(兵庫県)、4位太平洋クラブ御殿場コース(静岡県)、5位小樽カントリー?楽部新コース(北海道)、6位北海道クラシックゴルフクラブ、7位ザ・サイプレスゴルフクラブ(兵庫県)、8位霞ヶ関カンツリー?楽部(埼玉県)、9位大洗ゴルフ?楽部(茨城県)。1位の川奈ホテルゴルフコースはパブリックコースで、宿泊者なら誰でもプレーできることや相模湾を見下ろす絶景が評価されたようだ。

   特集では、緊急事態宣言下でもゴルフ場やゴルフ練習場の来場者数は伸びていることや長く低迷していた会員権相場が底を打ち、回復傾向であることを報じている。

   ビジネス誌らしく、政財界人が集う名門ゴルフ倶楽部の内実も紹介している。鉄鋼界の重鎮が歴代の理事長を務めたことがある鷹之台カンツリー倶楽部(千葉県)には、「鉄」関係の人が集うと言われる。また、東京五輪ゴルフ競技の会場となる霞ヶ関カンツリー倶楽部は、メンバーがラウンド中に腰や背中に名札を付けるしきたりがあるそうだ。「メンバーがどんなビジターを連れてきたのか、どんな様子でプレーしているのかをよく見ている」というから恐ろしい。

   このほか、男子のプロゴルフツアーが低迷にあえいでいるのに対し、女子は活況を呈している理由や日本のプロゴルフツアーの歴史を振り返っている。

   ビギナーのためのクラブ選択のポイント、コースデビューの心得、スコア100切りの極意など、初心者にも役立つ内容だ。

   業界一の169コースを運営しているアコーディア・ゴルフの望月智洋社長は「ゴルフをもっとカジュアルに、ど真ん中のニーズを取りに行く」と話している。

   確かに、ゴルフ場で若い男女を見かけることが増えてきたような気がする。芝の緑と空の青さを実感できるゴルフは3密を避けることができるスポーツだ。「社用族」の定年とともに低迷傾向にあったゴルフは、若者の参入により、姿を変えつつあるのかもしれない。

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