日本製鉄と三菱UFJ株を損切り! 見立てが間違っていた(北海道大学 とがぴさん)【企業分析バトル】

富士フイルムが開発した糖の吸収を抑えるサプリが500円+税で

銀行株は持ち続けることがリスク

   三菱UFJ株にしても、FOMC後に10年債利回りが上昇し、その恩恵を受けて株価が伸びるシナリオを想定していましたが、その予想は見立て手違いに終わりそうです。

   チャート図を見てもらえばわかるように、FOMC後、一時10年債利回りは上昇しましたが、再び大きく下げています。10年債利回りのチャートはすでにある程度の景気加熱を織り込み、さらにその先の出来事を織り込みに行っているように思えます。

   10年債利回りがこれ以上上がらない状況は銀行株にとって不利であり、持ち続けるのはリスクだと判断しました。

出典:Trading Viewより米国10年債利回りのチャートを引用
出典:Trading Viewより米国10年債利回りのチャートを引用

   非常に悔しい結果になってしまいましたが、以上の投資判断によって6月18日にすべての株を売却します。

   もう一度頭の中を整理して、出直したいと思います。

日本製鉄(5401)
年初来高値(2021年5月11日)     2354円
年初来安値(2021年1月28日)     1185円
株式取得時の株価(2021年5月25日)  2112円
取得株数                 300株
株式売却時の株価(2021年6月18日)   1848円
売却株数                300株
1株あたりの損益(騰落率:%)マイナス264円(12.5%)

三菱UFJフィナンシャル・グループ (8306)
年初来高値(2021年3月22日)     660円
年初来安値(2021年1月4日)      448円
株式取得時の株価(2021年6月1日)   623円
取得株数                100株
株式売却時の株価(2021年6月18日)   606円
売却株数                100株
1株あたりの損益(騰落率:%)マイナス17円(2.7%)

北海道大学 とがぴ
北海道大学工学部3年。新型コロナウイルスの感染拡大をきっかけに投資を始め、現在は米国株に幅広く投資している。趣味はYouTube鑑賞で米エンゼルスの大谷翔平選手の活躍をハイライトで見るのが毎朝の日課。今まで投資研究会で培ってきた知識や経験を活かせるように頑張ります!
埼玉県出身。
◆企業分析バトル カブ大学対抗戦のルール
・月額200万円を投資金額の上限とするバーチャル投資です。
・投資対象は新興市場を含む、国内の上場企業の現物取引です。
・運用期限は最長で6か月。銘柄選定の最終月は10月になります。
・順位は11月末時点で、投資した銘柄(企業)の売買や配当で得た収益の騰落率で決めます。
学生投資連合USIC

「学生の金融リテラシー向上」を理念に全国26大学1000人以上で構成。企業団体・官公庁との勉強会の開催、IRコンテストの運営、金融情報誌「SPOCK」を発行する。
http://usic2008.com/

姉妹サイト