業績好調の要因は絶好調の「ウマ娘」にあり！
次にゲーム事業を見ていこう。ゲーム事業における営業利益・売上高は2021年第二期においてともに過去最高の数値をたたき出した。営業利益はQonQ(前四半期比)において、なんと約1953%増（約20倍）と、とてつもない数値を出している。
絶好調の「ウマ娘」（出典：サイバーエージェントのホームページより）
読者のみなさん、「ウマ娘」は聞いたことがあるでしょうか？ 私はゲームに非常に疎く何のことやらという感じであるのだが、このゲームの売り上げや人気が凄まじい勢いで上昇している。
リリース直後から6月7日時点までGoogleプレイストアの売り上げランキングで100日連続首位という驚愕の記録を叩き出し、その人気はまだまだ拡大を続けている。ゲームだけでなく、アニメ・漫画も好調で、海外においても人気が高まっている。
◆ インターネット広告市場はさらに拡大
2019年度に初めてテレビメディア広告費を上回りどんどん市場規模を拡大しているインターネット広告市場。サイバーエージェントも2021年第2四半期、過去最高の売上高・営業利益を出した。コロナ禍の影響で、広告需要の減少から回復を取り戻している。「AI（人工知能）活用」と「DX（デジタルトランスフォーメーション）支援」の二つの事業分野を拡大する方針で、さらに需要が高まるに違いない。
以上の分析を踏まえ、今回はサイバーエージェントの株を600株取得する。6月21日始値2343円で購入した。 では、また！
サイバーエージェント（4715）
年初来高値（2021年6月18日） 2393円
年初来安値（2021年4月28日） 1873円
株式取得時の株価（2021年6月21日）2343円
取得株数 700株
※ 2021年3月30日株式分割を実施
同志社大学 SY
政策学部2年。投資サークルに所属。未成年なので、株式投資は親の口座で少しだけ。じつは体育会系の部活に所属している（本当はいけないのだが......）。趣味は野球観戦とアイドルの動画を見ること。企業分析バトルを通じて、知識向上に頑張ります！