相場って難しいな~と思わせられた1週間(慶応義塾大学 トリオネア)
今週も始まりましたね!! 前回の記事の最後に「英ポンド円は長期的に下目線!」なんて書いていたのですが、月曜日(6月14日)に市場が開場してから、あれこれ検証していたら、「やっぱり上目線やな!」と思い直して速攻ポジション切り替えました!と、まあ週初めからブレブレな第4週のスタートでした。(苦笑)
結論からいうと、相場って難しいな~と思わせられた1週間でした。
6月14日(月)
先週の金曜日の11日の夕方頃にポジションを取った1ポンド=155.046円での10万通貨で売りポジションだが、上記のとおりポジションを持ちかえることにし、1ポンド=154.882円で決済し、1ポンド=154.883円でロング(買い)エントリーを10万通貨で行なった。
その後、あれこれ考えていたのだが、夜にかけて上昇してくれたので、よしよしと思っていた。そして、深夜に上げ止まってしまったのでこのまま様子を見ることにした。
イメージとしては、図1水色のラインに乗った上昇トレンドであったのだが、この月曜日の時点で紫矢印のところまで落ちてきていたので、ここから上がっていくのかなと、期待があった。
図1 閉場後のポンド円3分足
6月17日(木)
夕方頃に、確認していたところ、紫矢印すら下抜けてしており、ここ数日続いたレンジが直近でも下が優勢になったと感じたので、1ポンド=154.691円で損切りしました。(マイナス1万9200円)
その後、しっかり下落していたので(泣)損切りして良かったと思う反面、最近の検証不足によるポジションの取り方の雑さや方向性の把握(環境認識)が明確に出たここ数週間のレンジ相場だなと感じました。
◆ 児山将のワンポイントアドバイス
英ポンドには強気のトレーダーは多く、今後の経済成長見通しを見ても、2020年7.25%、来年は5.5%とアメリカ以上です。そのため、買いポジションが多くなっており、少しドル高が進んだところで大きく崩れやすかったのではないでしょうか。IMMのポジションではユーロもかなり買われているため、同様に下落しました。
5月の小売売上高が予想外の減少となったことに加え、新型コロナウイルスの感染が再拡大する恐れに敏感に反応しました。ただし、23日時点では値を戻しているため、中長期的なトレンドはまだ上昇を維持してそうに感じます。
前週からの損益 マイナス1万9200円
6月18日現在 99万615円