一橋大、クロス円の下落に泣く 早大は短期決済で勝利、明大もなんとかプラスに(第4節)【FX大学対抗戦 Bグループ】

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ニュースとチャートのチェックは怠らず(同志社大学 FOX)

◆ 今週(6月14日週)の取引
   今週は個人的に予定が詰まっていて、忙しくてあまり相場を見ることはできませんでした。ですが、少しだけニュースとチャートを見ることができたので、ファンダメンタル的な状況を把握していきたいと思います。
   まず、一番今週で大きな要因となったのは米国のFOMC(連邦公開市場委員会)です。結果的にタカ派の人が増え、ドルは強く上昇しました。それに伴いオセアニア通貨などを筆頭に他通貨は売られる形となりました。
   先週、損切りしていたので、結果的にいいタイミングで切れたのでよかったです。クロス円も大きく下げたイメージです。考えられるのは、クロス円が下げたからと言って、円が強くなったわけではなく、ドルへと資金が流れたことによって、いままで大幅な上昇をしていた欧州通貨や、テーパリング(量的緩和の縮小)期待の通貨などから資金が引き出されたように感じます。
   他には英国などは新型コロナウイルスの変異株が出たことによる、不安感からの下げも一部あると思っています。今は少し相場がどのファクターに注目しているのかはっきりわからない相場な気がするので、来週はすこし慎重に取引したいと思います。そしてニュースのチェックは怠らないようにします。

   ◆ 児山将のワンポイントアドバイス
19日早朝に、セントルイス連銀のブラード総裁がCNBCとのインタビューで「2022年にも最初の利上げがあり得る」と発言。突然の発言に市場は驚き、米ニューヨーク株式市場のダウ平均株価は500ドルの下落。米短期金利は暴騰し長期金利は急落、ドルは買われることとなりました。2021年の、来年の投票権のないブラード総裁の発言でしたが、FOMC直後だっただけに驚きとなりました。
FRBの引き締め方向に動く≒インフレ抑制ですから、この長短金利の動きは自然といえます。現在、インフレ率が2%前後に落ち着けば長期金利は2.5%程度まで上昇すると予想されています。今後のインフレ関連指標で、長期金利がどの程度反応するかでドル円よりも市場参加者の思惑を図れるかもしれません。

前週からの損益   プラス・マイナスゼロ
6月18日現在       101万2040円

同志社大学 FOX
同志社大学 FOX
同志社大学経済学部3年。好きな言葉は「人の行く裏に道あり花の山」。ワンピースと宇宙兄弟好きです。投資経験はほぼなく、初心者。20歳になって少し経って取引口座を開き、FXを初めて3か月目くらい。資金をゼロにしないようにしたい。
福岡県出身。
◆100万円増額計画 FX大学対抗戦のルール
・元本100万円のデモトレードです。
・通貨ペアはクロス円取引とします。
・レバレッジは25倍を上限(法令に基づく上限)とします。
・取引の過程で資産が「ゼロ」(元本割れ)になった場合は、その時点でリタイアとなります。
・順位は、11月26日時点の運用損益で決めます。
学生投資連合USIC

「学生の金融リテラシー向上」を理念に全国26大学1000人以上で構成。企業団体・官公庁との勉強会の開催、IRコンテストの運営、金融情報誌「SPOCK」を発行する。
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