職場のハラスメント、8割がパワハラ 勤務先の「対策不十分」と9割超が回答

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被害者、加害者ともに男性が多数

   調査では、「実際にハラスメントの被害を受けた」と答えた人の男女比は、男性が65.7%、女性が34.3%と、男性のほうにより被害があることが判明。また「誰からのハラスメントか」聞いたところ、76.2%が「男性」と答え、被害者、加害者とも男性が多かった。

   被害者をさまざまな属性別にみると、雇用形態別では正社員の被害が87.2%で最も多く、年代別では20~30代が60%と最多。また勤続年数では3年以内が58.1%を占めた。

   また、ハラスメントの内容(複数回答)では、「個人や能力を否定するような言動」(57.2%)、「第三者がいる場面での罵倒」(46.8%)、「役職や地位を振りかざすような言動」(43.9%)の3つの回答が目立つ結果になった。

   ハラスメント被害の対応(複数回答)として最も多かったのが、「何もしなかった」の34.1%。その理由について、「相談できるような環境がない」(47.8%)、「職務上の不利益につながりそう」(43.5%)、「自分が我慢すれば良いと思った」(31.9%)などが挙げられた。また、「被害を受けているのが自分だけではないから」(11.6%)というハラスメントが横行していることを示す内容もあった。

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