デイトレから投資スタイルを転身 まずは「第一稀元素化学工業」を選んだ(慶応義塾大学 も~り~)【企業分析バトル】

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得意のチャート分析によると......

   次に具体的なチャート分析です。ふだん、自分はこちらをメインにしてトレードしています。

◆ 第一稀元素化学工業の株価の推移(クォンツ・リサーチ調べ)

   この銘柄の良い点として、

・上場来高値
・信用残
・出来高
・トレンド

の4つがあります。

   まず、上場来高値圏であるということです。上場来高値というのは、その一番高い値段で買った人を除いて、株主全員利益がでている状態を意味します。ということは、不用意な弱気玉(狼狽売り)が発生しづらく、買い圧力が続きやすくなり、素直に株価が上昇しやすいです。

   次に信用残については、買い残21万円・信用倍率3倍ということですが、直近の常時出来高と比べれば、上昇を妨げるものではありません。

   出来高については、3月4月に比べて、直近の出来高が増えている。つまり、この銘柄に資金が入ってきている証拠なので、今後株価が上振れる要因となり得ます。

   最後にトレンドですが、脱炭素・EV関連株として取り上げられることも多いので、これは買い残を増やす要因にもなりますが、一方で出来高を増やすことにもつながり、さらなる資金量入にもつながります。

   以上のことから、6月17日の終値1903円で、第一稀元素化学工業を100株、購入したいと思います。

第一稀元素化学工業(4082)
年初来高値(2021年6月17日)    1932円
年初来安値(2021年1月 4日)      835円
株式取得時の価格(2021年6月17日)  1903円
取得株数                100株

慶応義塾大学 も~り~
慶應義塾大学商学部 4年。投資スタンスは、基本的にデイトレード。持ち越しは絶対にしない。市場の予期せぬ変化により、大きな損失を被る恐れがあるため。ファンダメンタルは基本的に見ない。機関投資家などのスペシャリストに勝てる見込みがゼロに等しく、優位性がないため。なので、基本的にテクニカル。資金の流れで銘柄選定しています。
学生投資連合USIC

「学生の金融リテラシー向上」を理念に全国26大学1000人以上で構成。企業団体・官公庁との勉強会の開催、IRコンテストの運営、金融情報誌「SPOCK」を発行する。
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