「できるなら会社にしがみつきたい」それは老害への一歩です!【ひろ子ママの教訓 その58】

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自分で人生を切り拓いていくという気持ち

   Oさんは、これまで穏やかな人生を送ってきたように思いますが、「何かやり残したこと」はありませんか? もし、後々「あの時、やっておけばよかった」と後悔しそうなことがあれば、ぜひ収入がある今、やっておきましょう。定年後になると収入が少なくなるので、さらに挑戦しにくくなってしまうと思います。

   たとえば「お店を開きたい」という想いがあれば、一から始めるのではなく、事業承継の後継者を探しているお店もありますし、クラウドファンディングで資金を集めることもできます。

   すぐに始めなくても、話を聞きに行ったり、検索したり、何か行動することが大事だと思います。さらに趣味でやっていること、たとえば陶芸を仕事にしたいなら、ネットで販売も簡単にできてしまう時代です。まずは試しにフリマアプリを使ってみてはいかがでしょう。

お悩み中

   65歳まで雇用延長が決まったからといって、必ずしも安泰というわけではありませんよね。今回のコロナ禍でも、いろんな業界にさまざまな影響がありました。そこで、Oさんのような50代シニアの方々には、これまで培ってきた知識や経験を、もっと生かしてほしいなと思います。

   波風立てなく、静かに過ごすことも一つの選択肢だと思いますが、これからの日本のために貢献できるように、Oさん自身も人生を切り開いていく気持ちを持って過ごしてほしいなと思います。

   受け身のままだと、仕事も回ってこない確率が高いので、積極的に若い世代にも関わってみましょう。せっかく長く働き続けるのであれば、自分も周囲も楽しく働けるようように、頑張っていきましょう!

(ひろ子ママ)

ひろ子ママ (こまま・ひろこ)
ひろ子ママ (こまま・ひろこ)
仮想スナック「ひろこ」を経営
古代マヤ暦シンクロ協会認定講師、ライター

不動産業界での営業、教育業界でのコーディネーターなどを経て、組織や人材開発に携わりながら、コーチングも行っている。鳥取県生まれ、大阪在住。多拠点生活に向けて活動中。
「キャリア50」https://career50.jp/?s=ひろ子ママ
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