「テクノファンダ」戦略で行く!(同志社大学 FOX)
同志社大学株式投資サークルwillのFOXです。
投資には1年前くらいから興味を持ち勉強していて、最初は株式投資メインでした。しかしいざ20歳になって口座を開いて取引してみると、株式はまとまった資金がないとなかなか変動がなく、おもしろくなかったのでFXを始めました。そして、口座を開いて3か月ほどになりました。まだまだ初心者ですが、よろしくお願いします。
◆ これからの戦略として
これからの運用するにあたり、自分の戦略としてはファンダメンタルとテクニカルを合わせたテクノファンダでの長期的なスイングをメインとしながら、自分がチャートを見る時間が十分にあれば、スキャルピングで取引していくつもりです。
ファンダメンタルでは市場が何に注目しているのかというコンセンサスを見極めながら、海外のニュースサイトを読み漁り、ある程度の方向感を把握してテクニカルで入っていくつもりです。レバレッジは25倍です。
◆ 今週の取引
5月24日週は中国の規制強化やテスラ社のビットコイン決済の禁止などにより、ビットコインの暴落があり、外国為替にも一時的なリスクオフ局面がありました。
そのとき、今までのクロス円の伸びに対してロンドン時間とニューヨーク時間でのクロス円の下落が見られました。前提条件として、今の市場のコンセンサスとしては、各国のワクチン接種量からテーパリング(金融の量的緩和の縮小)へと向かっている印象で、一発目にテーパリングを行ったカナダは堅調に伸び続けています。
次はポンドやユーロが期待されており、ポンドは実質テーパリング済みです。そして、テーパリングから、ほど遠い円は現状最弱通貨となっています。
そこで一番強弱関係的に差がある英ポンド円とユーロ円に着目しました。ビットコイン暴落のリスクオフでどちらの通貨ペアも一時的な下落は見られましたが、そこまで効率的な下落は見られず、僕はここを押し目と捉えポンド円は5月24日の1ポンド=153.93円、ユーロ円は5月26日の1ユーロ=133.093で入りました。
何日間かは揉み合いが続いたのですが、5月27日に「BOE's Vlieghe: An early rate hike is possible if there is smooth transition from furlough」(5月27日付)にもあるようにBOEのブリハさんから利上げ示唆の発言があり、ポンドのみならず、クロス円が爆上がりしました。
僕としてはもう少し長期的な目線だったのですが、意外と早めに上がってくれてラッキーでした。もう少しホールドしても良かったし、目線的にはまだまだ上なのですが、月末ということもあり早めに利益を確定しました。
ポンド円は154.68、ユーロ円は133.85で利益を確定しました。
◆児山将のワンポイントアドバイス
金融政策からFX取引を行うことは、非常にメジャーで期待値の高い分析方法ではないでしょうか。2021年は、どの国がコロナ禍から脱却し経済回復を行い金融正常化に向かうのか、というテーマが主となっていると感じます。
カナダの次はやはり、英国とユーロ圏ですが、人口と国が多く複雑なユーロ圏よりも英国のほうがシンプルでわかりやすいため取引しやすいといえます。6~7月はトレンドが出ずらい相場ですが、一部を短期売買とするのか、中期的に保有するのかなどの今後の判断に注目しています。
100万円からの損益 プラス1万5140円
5月28日現在 101万5140円
福岡県出身。
◆100万円増額計画 FX大学対抗戦のルール学生投資連合USIC
・元本100万円のデモトレードです。
・通貨ペアはクロス円取引とします。
・レバレッジは25倍を上限(法令に基づく上限)とします。
・取引の過程で資産が「ゼロ」(元本割れ)になった場合は、その時点でリタイアとなります。
・順位は、11月26日時点の運用損益で決めます。
「学生の金融リテラシー向上」を理念に全国26大学1000人以上で構成。企業団体・官公庁との勉強会の開催、IRコンテストの運営、金融情報誌「SPOCK」を発行する。
http://usic2008.com/