下落傾向のビットコイン相場に明大は「買い」 北大はネムとバットで勝負、慶大は......(第1節)【暗号通貨バトル Bグループ】

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5000円分のビットコインを買い!(明治大学 akiさん)

   こんにちは。明治大学のakiです。
投資初心者として暗号通貨について知るため、今週は最も時価総額の大きいビットコインを購入しました。元手は1万円からスタートということで、資産の50%にあたる5000円分を購入しました。手持ち資産は、5000円で0.00117655BTCになります。

   ◆初日の売買を止めた理由
5月24日から取引開始でしたが、24日のチャートでは大まかな値動きとしては上に上がっていましたが、値幅が大きく、売買のタイミングを見計らい25日に持ち越しました。

   ◆今週の売買タイミング
25日10時40分に前日24日の高値を更新した際の価格に注目しました。その価格を基準に1時間後の価格を比較して、1時間後のほうが低くなった時に、成行注文で買い取引を行いました。

   仮想通貨の価値はなぜ生まれるのか?
私たちがふだんの生活で用いる通貨は国が価値を保証して発行される「法定通貨」です。しかし、ビットコインのような暗号通貨はどこかの国が価値を保証してくれるわけではありません。ではなぜ暗号通貨に700万円という価格がつくのでしょうか? 秘密はブロックチェーンにあります。

   ◆ブロックチェーンとは?
端的に言い表すと、ブロックチェーンはその暗号通貨が本物であるという証明を行う技術のことです。

   これだけでは何のことだかさっぱりわからないと思いますが、もう少しお付き合いください。たとえば、私たちは何かモノを購入した時にレシートをもらいます。そこにはお金と商品とを交換した取引の記録が記載されていますよね。現金のような実際に手元に残って数えられる通貨ではレシートなんて。と思うかもしれませんが、暗号通貨ではこのレシートが重要になります。

   「Aさんが1ビットコインを購入した」「Bさんが1ビットコインを売った」というような、暗号通貨の売買取引をした情報をずっと貯めていく技術こそがブロックチェーンなのです。

   では、これがいったい何の役に立つのでしょうか? 暗号通貨はネット上にしか存在しない通貨です。そのため、悪意ある人が誰かの所持している暗号通貨を騙し取ろうとすると、何がなんだかわからないまま取られてしまうでしょう。ですが、ブロックチェーンによる取引情報の蓄積があれば、「本来の」通貨の持ち主の取引が記録されているため持ち主の手元にちゃんと戻ってくるのです。

   今回は暗号資産の価値を支えるブロックチェーンについて注目しました。みなさまの理解の一助になれば幸いです。

   ◆児山将のワンポイントアドバイス
ビットコインの価値や適正価格に関しては、新興銘柄同様議論が分かれるところでしょう。ビットコインの分析には、マイニングの損益分岐点やハッシュレートから適正値を求めたり、取引高とハッシュレートを掛け合わせるなどのさまざまな方法があります。なかでも有名な分析に、市場に存在する量(ストック)を年間供給量(フロー)で割ることで算出されるストックフローモデル があります。これによると、過去の値動きは分析シナリオに近しくなっており、2021年末には1000万円に達するそうです。
もちろん、このモデルどおりに動くとは限りませんが、大手運用会社や多くの投資家も参考にしていることから、その影響度は高いと考えられます。

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5月28日現在            1万円

明治大学 aki
明治大学 aki
明治大学2年理系のakiです。文系投資サークルに所属するも投資経験はゼロ。暗号通貨ナニソレ......? という初心者が孤軍奮闘するのでよろしくお願いします。
◆ 大学対抗 1万円からはじめる暗号通貨バトルのルール
・元本は1万円です。
・投資する暗号通貨の選定は自由です。ただし、国内で購入できる暗号通貨に限ります。
・レバレッジは、かけられません。
・20%を超えて下げた場合は、強制的に取引を停止(ロスカット)します。
・元本割れは1回まで。リベンジ(再投資)可能ですが、2度、資産(合計で2万円分)を失った場合は、その時点でリタイアとなります。
・順位は、11月26日時点の運用損益で決めます。
学生投資連合USIC

「学生の金融リテラシー向上」を理念に全国26大学1000人以上で構成。企業団体・官公庁との勉強会の開催、IRコンテストの運営、金融情報誌「SPOCK」を発行する。
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