ナビダイヤルの通話料こそ引き下げてほしい
最近、ナビダイヤルを使う企業が増えているが、その通話料金こそ引き下げてほしいという声が非常に多かった。
ナビダイヤルとは、NTTコミュニケーションズのサービスを利用した「0570」で始まる相談窓口電話だ。発信者の費用負担で、携帯電話からだと20秒ごとに10円(税別)、30分の通話なら約1000円という高額な通話料がかかることが問題になっている。
「通話料の値下げはLINEや通話無料アプリを使えば対応できる。問題は『0570』から始まるナビダイヤル。2~3分待たされることも多いし、ボタンを何回も押さなければならないから、そもそもの時間が掛かる。その間も課金され続ける。総務省が、ナビダイヤルの通話料金の値下げにまで踏み込めるのであれば、大いに評価に値する」
「オペレーターに繋がるまでに、『お電話、ありがとうございます』『ただ今混み合っております』『順番にお繋ぎしております」といった録音テープが流れる間も通話料がどんどん課金される。せめてオペレーターと繋がってから課金スタートしてもらいたい」
「ナビダイヤルは、大手各社の電話かけ放題プランや、オプションの対象外だし、最近様々なサービスや問い合わせ先で増えているから、そもそもかけ放題の意味が薄れており、タチが悪い。0570の廃止を望みたい」
最後にこんなアドバイスを紹介したい。
「ナビダイヤルは顧客からの電話を減らすためのものであるのは明らか。私は、郵便局や〇〇運輸などから電話があった時の着信履歴の番号を登録して、そこにかけるようにしています」
(福田和郎)