携帯電話「通話料金」の値下げ 総務省がネットで総スカン! 「0570ナビダイヤルこそ引き下げてほしい」

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「正直、人気取りの携帯値下げはもういい」

   ネット上では、こんな意見が相次いでいる。

   フリーランスジャーナリストの山口健太氏は、こう指摘する。

「音声通話の料金は各社が『かけ放題』などの定額制サービスを提供する一方、従量制は税込22円/30秒に高止まりした状態で放置されてきた。これは最新のahamoなども同じ。ではトータルで見た場合にどうなのか。大手3社側はかけ放題が増え、従量制が減っていることから『実質的には低廉化が図られている』と主張。しかし、総務省の試算では『横ばいか微増傾向』と、意見が対立。今後、総務省対策のような料金プランが出てくると、さらに複雑化する懸念はあるが、格安スマホへの卸料金を含め、引き下げの議論自体は歓迎したい流れだ」

   ファイナンシャル・プランナーの花輪陽子さんも歓迎の意見だ。

「『かけ放題』の定額制サービスやSNS、IP電話での通話などを活用し、従量制を利用していない利用者が多いが、値下げされるほうが家計は助かる。『携帯電話の使い分けサービス』を頭に入れるだけで安くなるが、毎回使い分けるのは大変。定価が下がるほうが消費者にはありがたい」

   一方、携帯電話料金の値下げに力を入れるはもう結構、他にやるべきことをやってほしいという意見も多かった。

「正直、携帯がらみはしばらくいいよ。誰でも持っているからと、政府の安易な人気取りの道具にされてる感しかなくなってきた。携帯大手は、得た利益をいかにインフラ投資に回させるか、研究開発費に回させるかを考えるべき。このままだとIT後進国まっしぐらだ」
「携帯電話会社も、これからは『5Gの設備投資』をしていかなければならないのに、そこまでして民間企業を絞めつけるのは、なぜなのか。『5Gの普及』が遅れてもいいのか」
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