株式相場、波乱要因に落ち着きも3万円は遠く......(5月31日~6月7日)【株と為替 今週のねらい目】

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   東京株式市場で日経平均株価は、米国のインフレ懸念や長期金利の上昇傾向、暗号資産のビットコイン急落などの波乱要因が落ち着きを取り戻してきた。

   ただ、米国の景気回復への見方が強まるなか、長期金利の上昇観測も根強く残り、日経平均株価は3万円を臨むには、まだ時間がかかりそう。外国為替相場もドル買い材料になりやすい。どうなる!? 今週の株式・為替マーケット!

  • 米国の長期金利の上昇は落ち着いてきたが……
    米国の長期金利の上昇は落ち着いてきたが……
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東京株式市場 気になる週末の米雇用統計

日経平均株価予想レンジ:2万8500円~2万9600円

2021年5月28日(金)終値 2万9149円41銭

   今週の東京株式市場の日経平均株価は、底堅い展開か。

   前週の日経平均株価は、反発した。相場の懸念材料となっていた米国のインフレ懸念、長期金利の上昇が落ち着き、波乱要因となっていた暗号資産のビットコイン価格も落ち着きを取り戻した。

   今週の日経平均株価は、底堅い展開となりそうだ。相場の懸念材料だった米国のインフレ懸念が後退し、米長期金利も安定した動きとなったことで、市場は落ち着きを取り戻している。

   ただ、日経平均株価を3万円台に押し上げるには材料不足で、上値も重そうだ。週末に米国の雇用統計発表を控えていることから、神経質な展開になる可能性もありそうだ。

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