路上で声をかければヤクルトが買えると話題 そもそも「ヤクルトレディ」とは何者だ!?

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男性の「ヤクルトレディ」も存在

   ヤクルト「レディ」というだけあって女性のイメージが強いが、じつは女性に限らない。

「基本的には主婦の方が対象となりますが、ごくわずかに男性の方もいらっしゃいます」

と、広報担当者。

   ヤクルトレディの年齢層は10~20代の若手から、50年以上仕事を続ける70代以上のベテランまでと幅広く、平均年齢は45歳前後だ。

   移動手段は自動車が主流。自動車45%、三輪バイク30%、自転車20%、その他5%(2020年3月末時点)が内訳で、街で見かけるカートを押して歩くヤクルトレディは少数派ということになる。

   1日の訪問数は20~30軒前後。稼働時間はヤクルトレディ誕生のころから変化しているといい、

「ヤクルトレディ誕生の頃は、早朝に決まったお客さまにお届けするスタイルが中心だったようです。しかし、時代の変化に合わせて働き方が変わり、現在は日中のお届けが中心です」

と広報担当者は話している。

   このほか、「お客さま情報」の管理は紙の手帳から、携帯情報端末に。インターネット上で注文できるサービス「ヤクルト届けてネット」を開始するなど、IT化が進んでいる。

   ヤクルトレディの仕事は商品の販売にとどまらず、健康アドバイザーとしての役割も担っている。仕事で大変だと思うところを広報担当者に聞いたところ、

「地域の皆さまに信頼される存在となるため、日々、健康情報、商品情報などについて学び、常に知識の向上に努める必要があります。そういった点は大変かもしれませんが、やりがいを持ってやっていただいていると考えています」

とのことだった。

   今回ツイッターでヤクルトレディが話題になったことについて、広報担当者は、

「ヤクルトレディが話題となることはありがたく思います。ご興味がある商品がございましたら、ぜひヤクルトレディにお声掛けください」

と話している。

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