2021年5月28日、政府は9都道県に出されていた緊急事態宣言の期限を6月20日まで延長することを決めた。
新型コロナウイルスの感染拡大が止まらず、地方にまで広がっているためだ。なかでも心配されるのがインド型変異株だ。感染力が極めて強く、従来株や英国型変異株にどんどん置き換わっていると専門家は心配する。
東京、神戸...各地でインド型変異株のクラスター
その結果、各地でインド型変異株のクラスターが起こっている。テレビ朝日(5月25日)「東京都内でインド型変異ウイルスのクラスターを初確認 十数人規模になる可能性も」がこう伝える。
「東京都は5月24日、都内で初めてインド型変異株によるクラスターが発生したと明らかにした。共同生活を送っている30代から40代の男性5人がインド型変異株に感染していた。5人は南アジアに渡航歴のある人らと共同生活を送っており、同居人には感染した人が複数いる。これらの人も含めると、十数人規模のクラスターの可能性もあるとしている」